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- 米国財務長官発言と中国人民銀副総裁発言を巡る思惑
米国財務長官発言と中国人民銀副総裁発言を巡る思惑
- 2010年3月25日(木)15:30
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中国人民銀行の朱民副総裁が、「中国は為替制度を改善すべきであり、今後そのようにするだろう」と発言したことが伝わってきています。
これに対する市場の解釈ですが、
(1)素直に人民元の上昇再開を容認する前触れと見るべきだという意見
(2)為替政策に対する国務院内の意見は、人民銀行と商務部で分かれているので中国政府全体の意見だとは見ない方がいいと言う意見
(3)昨日、米国のガイトナー財務長官が「米国は中国に人民元を上昇させることを強要は出来ない」と発言したことに対する単なるリップサービスという意見
(4)4月15日に公表される米国の「半期為替報告」で中国を為替操作国認定させないための方便としてコメントしているだけという意見
など、様々です。これまでの中国の要人発言や報道の傾向として、人民銀行系は為替政策の柔軟化への理解を示す傾向が強いということを考えると、個人的には(2)の立場に近い解釈をしています。
いずれ中国の自主判断で人民元の高め誘導再開が始まる可能性は高まっていると思いますが、その時期については「中国国務院が決める」ということ以外に確実に言えることはないというのが実情です・・・




