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今晩のバーナンキ議長の議会証言に対する疑心暗鬼 - 外為リアルタイムレビュー

今晩のバーナンキ議長の議会証言に対する疑心暗鬼

今晩23:00にバーナンキFRB議長が米国下院の金融サービス委員会で議会証言を行う予定になっています。予告されている演題は、「緊急流動性供給プログラムの巻き戻しと米国景気回復への示唆」となっており、一部の市場参加者からは、米国の公定歩合政策について、追加引き上げの可能性を含む何らかの示唆があるのではないか、という観測が出ているようです。

そうした思惑の背景としては・・・

(1)今回の演題に含まれている「緊急流動性供給プログラムの巻き戻し」という単語は、公定歩合の変更を連想させるものである。

(2)2月18日にFRBが発表した公定歩合の0.5%から0.75%への引き上げについては、2月10日に公開された議会証言テキストで伏線が張ってあった。

(3)今回のバーナンキ調の議会証言は、大雪の影響で延期されてテキストのみの公表となった2月10日の証言のリスケバージョンである。

(4)先週、米国の公定歩合での最長貸出期間が28日から1日へ予定通り短縮されており、ほぼ同じタイミングで降って湧いたように出所不明の公定歩合追加引き上げの噂が流れた。

・・・などが指摘されているようです。

部外者にとって、否定も肯定もできないネタであるだけに、疑心暗鬼を呼んでいるみたいです。

前回の公定歩合引き上げ後にFRB要人から繰り返された丁寧な説明によって、「米国における公定歩合の引き上げと、異例に低いFF金利を維持する時間軸に関する判断の間には直接的な因果関係は無い」ということについて、市場の理解は現在かなり進んでいるとみられます。

しかし、昨晩の米国債利回りの急騰とドル相場の上昇を見せつけられた後だけに、今晩のバーナンキ議長の証言内容やその後の質疑応答に対する微妙な緊張感が漂ってしまうのは致し方ないのかもしれません。内容によっては不発、或いは逆に作用する可能性も含めて、今晩の注目材料であることは間違いなさそうです。

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