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【プロに聞きました】今後の米国債はどうなる? - 外為リアルタイムレビュー

【プロに聞きました】今後の米国債はどうなる?

20100325USSOGVT10.jpgのサムネール画像
(出典)ブルームバーグから外為どっとコム総研作成


朝方から、米国債に詳しい方の話を聞いているのですが、その方の見方としては、

「米国債の金利が全般的に上昇している。
2,5,10,30年の金利は全て上離れ(金利上昇)になるかどうかがポイント。
ヘルスケアなど米国債の需給悪化、米国財政問題が今年これからのテーマになりそうだ」
とのことでした。

たしかに、上記(米国債10年物)のチャートを見ると、ここから上離れするとちょっとイヤだな、というところまで来ています。

米国債の需給悪化については、
ヘルスケア(米医療保険改革)による米国財政支出拡大が懸念されるところです。
(この問題については、また別の機会に。)

米国の経済は順風満帆な回復を遂げて、FFレート等の政策金利をすぐに引き上げるところまでは、まだ至っていないとの解釈が多勢を占めることから、テクニカルな中長期金利の上昇と捕えてよいかと思われます。

米国の金利上昇は、レバレッジファンドによるドル買いにつながりやすいことからドル買い材料と捕えられますが、中長期的には、米国財政悪化懸念で、ドル売り材料とも捕えられます。

また、一方的な米長期金利上昇は、MBS(不動産担保証券)の金利上昇へとつながり、米国の低調な住宅市場を住宅ローン金利の低下で底支えをする要因が無くなるので、米連邦準備制度(FRB)としてはそれは困るとばかりに何が何でも長期金利の上昇を食い止める方に動く、との見方も値強いところです。


 

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