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- ドル円、今年最大の日足陽線、ドル全面高、円全面安。
ドル円、今年最大の日足陽線、ドル全面高、円全面安。
- 2010年3月25日(木)07:19
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おはようございます。
昨日の為替市場でドル円相場は安値から高値までの上げ幅が2円以上に達し、今年最大の陽線を記録しました。ストレート・ドル市場では年初来安値を大幅に更新したユーロドルを中心にドルが全面高となったものの、ドル円の上昇幅がストレートドルの下落幅を凌駕した結果、クロス円では円全面安が進む結果になりました。
ドル円を中心にして昨日の流れを振り返ると・・・
(1)東京6時台は1ドル=90円40銭前後でスタート。手掛かり材料難の中、ほぼ終日円じり安の展開となり、夕刻にかけて90円60銭台まで上昇。
(2)ロンドン勢力参入後、円売り・欧州通貨売りの一方でドル買いの動き強まって。格付け会社フィッチがポルトガルの格付けをAAマイナスに引き下げたとの報道が伝わるとユーロドルの下落に加速がついて1.3400割れ。ポンドドルやオージードルなどその他のストレートドル市場でもドル買いが優勢になってドル円の上昇も加速、重たかった91円台の壁をあっさり突破。
(3)NY勢力参入後、ドル買い・円売りの動きが更に加速。日本時間21:30に発表された米2月耐久財受注除く輸送機器は予想よりも良い内容、23:00に発表された米2月新築住宅販売は予想よりも悪い内容と、経済指標は強弱交錯したものの、ドル買いの動きは弱まらず。米医療制度改革法案成立による財政赤字拡大懸念や5年債入札の低調な結果を受けて米国債利回りが上昇すると、円売りの動きが再度加速し、日本時間25時台にはついに92円の壁も突破、NY終盤にかけて一時92円42銭まで上値を伸ばす。
(4)利食いに押されて反落、92円10銭台で東京市場の朝を迎える。
・・・という流れでした。
日足の安値から高値までの高低差が2円以上という激しい動きは、滅多にあるものではありませんが、昨晩に関しては、(1)ストレートドル市場でのドル買いや、(2)米国債利回りの上昇、も援軍になってドル円市場でのドル買いにも勢いがついたと言う印象です。
ストレートドル市場でのドル買いの流れにおいて、昨晩の主役はユーロドルでしたが、もともと今週のEU首脳会議でギリシャ支援策が提示されないのではないかという不安感で地合いが悪くなっていた最中に「ポルトガルの格下げ」というニュースが重なってユーロ売りが加速しました。ユーロドルは一晩中売られ続け、今朝6時台に一時1.3304ドルまで売り込まれています。
米国債利回りの上昇については、米国景気の朗報に接して利上げ期待が高まったことが背景ではなく、医療保険改革法案成立による財政赤字拡大懸念や5年債入札の低調などが背景だったということなので、本来はあまり良いパターンの金利上ではないのですが、そうはいっても2年国債利回りが今年最高の1.1%台まで上昇するのに反応して、ドル円も92円台まで持ち上げられたという格好になっています。
本日の材料ですが、米国の経済指標では失業保険新規請求件数ぐらいしかありません。ただし、その他に本日は、バーナンキFRB議長の議会証言、米国7年債入札が予定されており、ドル円に対する影響力が強い米国債利回りの反応が注目されます。また、本日中には結果は出ないと思われますが、ポルトガルの格付け引き下げを受けて一段と注目されているEU首脳会議でのギリシャ支援の具体策に関する議論の進展具合にも引き続き注目が集まりそうです。
今日も一日よろしくお願いいたします。




