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米雇用統計後の方向感を探る:ユーロ/ドル - 外為リアルタイムレビュー

米雇用統計後の方向感を探る:ユーロ/ドル

5日に発表された米2月雇用統計が予想ほど悪化しなかったことで、
結果的にユーロ/ドルは上昇しましたが、これまでのパターンであれば
米国の雇用環境の改善はドル買いにつながる事が多く、
ユーロ/ドルでは下落要因とされてきただけに、やや意外感のある動きでした。

米雇用統計を受けて株価が上昇したことで、投資家のリスク許容度が拡大し、
ドル売りにつながったとの解説も聞かれますが、どこか腑に落ちない部分もあります・・・
米雇用統計が「改善」ではなく、「予想ほど悪化しなかった」事が
米国の低金利政策の長期化観測につながったとも考えられますが、
米国債利回りは雇用統計発表後に上昇していることを考えると、整合性を欠いてしまいます。

今後もこうした動き、すなわち、米国の経済指標の好結果をドル売り材料とするパターンが
定着するのかどうかを見きわめる必要がありそうです。
ただ、今週は、米国の経済指標は11日の3/7までの週の新規失業保険申請件数、
12日の2月小売売上高あたりまで目ぼしい物はなく、
この見きわめには時間がかかりそうですね。
材料不足も手伝って、目先のユーロ/ドル相場は方向感を欠いた動きが予想されます
今後の方向性確認のためにも、一旦は様子見が望ましいのかも知れません。

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