サイト内検索:

アイスランド国民投票は「否決」→今後は? - 外為リアルタイムレビュー

アイスランド国民投票は「否決」→今後は?

3月6日に予定通り行われた英蘭預金者への「預金返済法案」(経緯はこちらから)の国民投票ですが、反対票が93%前後にも上る圧倒的多数にのぼり、否決が確実となりました。これを受けて、アイスランド政府は今週中にも英・蘭両国の政府と預金の返済条件緩和などを求める交渉に入るようです。

ただ、英・蘭両国との交渉はこれまでも何度も行い、そのたびに難航してきました。

英・蘭両政府にしてみれば「何回交渉すればいいわけ?」となりますし、また、「アイスセーブ預金」の被害者に対して英・蘭両国は交渉に先んじてお金(約50億ドル)を弁済しています。この約50億ドルはいわば立て替え。アイスランドからこの資金を回収できなければ、足元で行われている国際通貨基金(IMF)を通したアイスランド支援をやめることだってあり得ます。

一方、アイスランド側からすれば、50億ドルはGDPの約4割に当たるうえ、その50億ドルに年5.55%の利息をつけられていることが「小国いじめ」とうつっているようです。


ただ、このままアイスランドと英・蘭政府の交渉が合意にまで至らなければ国際的な信用はさらに落ち、現政府の公約だったEU加盟・ユーロ導入はさらに険しい道となりそうです。ちなみに、アイスランドが英・蘭政府と交渉するのは金利の面と言われていますが、たとえ金利引き下げに成功したとしても、再び大統領のハンコ拒否ならば実行できないわけですし・・・アイスランド政府の困難な旅路はまだまだ続きそうですね。

また続報があればお伝えします

ご質問、ご感想などはこちらから


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
RSSで購読

カテゴリ

最新の記事

外為どっとコム