サイト内検索:

雇用統計初期反応は円全面安、ストレートドルは資源買い欧州売り - 外為リアルタイムレビュー

雇用統計初期反応は円全面安、ストレートドルは資源買い欧州売り

2010年3月 5日(金)22:57 written by 外為総研 植野

既報の通り、世界中が注目していた米国の2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比▲3.6万人、失業率が9.7%と、事前予想の▲6.8万人、9.8%よりも、ともに良い結果となりました。

ドル円の反応は、89円台半ばから一気に90円台を突破しましたが、90円30銭手前で一旦抑えられて反落という展開になっています。

予想よりは結果が良かったとはいえ、冷静に見れば1月の▲2.6万人減に比べて悪化しているので、ドル買い一辺倒の動きにもなりきれないものの、大雪の影響を加味してもこの程度の悪化で済んだのならば悪くないという気持ちもあって、ドル売りに舵を切る気にもならないと言う雰囲気です。

米国景気の朗報に接して、クロス円はリスクオンの上昇でユーロ円が一時122円台、オージー円が一時81円50銭超、ポンド円も一時135円台後半と分かり易く円全面安になっていますが、興味深いのが、ストレートドル市場の反応です。

オージードル、キウイドル、ドルカナダの資源国系は軒並みドル安の反応になっているのに対し、ポンドドル、ユーロドル、ドルスイスなどの欧州通貨系のストレートは軒並みドル高の反応になっています。欧州通貨と資源国通貨のクロスでは欧州売りの資源買いになっていることになります。

世界景気回復期待で資源国が買われる一方、域内の財政問題などに足を引っ張られている地域の通貨はリスクオンのムードに乗り切れないという感じでしょうか。

米国株式市場寄り付き後の動きが注目されます。

ご質問、ご感想などはこちらから


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
RSSで購読

カテゴリ

最新の記事

外為どっとコム