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ドル円、89円手前の重たさ確認、今晩は欧州金融政策ナイト
- 2010年3月 4日(木)07:28
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おはようございます。
昨晩の海外市場でドル円相場は比較的良好な米経済指標に勇気づけられて上値を試しましたが89円手前の重たさを確認して下落する展開になりました。時系列に動きを追ってみると・・・
(1)東京市場のドル円は材料難。朝方9:00台に一時88円45銭まで下落して下値を試すも、88円50銭割れの滞空時間短くすぐに反発。午後にかけて、良好な豪州GDPを評価した豪ドル円の上昇やギリシャの財政赤字削減策発表報道を好感したユーロ円の上昇を背景に88円90銭台まで上伸。
(2)ロンドン勢力参入後、本邦機関投資家や輸入企業によるドル買いの噂を背景に上値を試すも88円98銭まで。89円手前の上値の重たさを確認すると売りが優勢になって88円57銭まで値を落す。その後は88円台後半でもみ合ってニューヨーク勢の参入待ち。
(3)ニューヨーク勢力参入後、市場予想通りの結果になった2月ADP全米雇用報告や2007年10月以来の高水準に上昇した2月ISM非製造業指数の改善に反応する局面で2度ほど88円80銭台まで上ヒゲを伸ばすが、この水準での上値の重たさを改めて確認。
(4)日本時間零時過ぎから深夜にかけて、ギリシャ政府の財政赤字削減計画の発表を好感したユーロドル市場でのユーロ買い戻し、ドル売り圧力がドル円市場にも伝播する形でドル下落。88円50銭を割り込んで一時88円30銭と当日安値を記録後、若干買い戻されて88円50銭界隈で東京の朝を迎える。
・・・という流れでした。
色んな材料を使って、何度か頑張って89円手前をトライしてみたものの、上値の重たさに嫌気がさして反落したという印象が強く残る相場展開でした。ただし、昨日発表された米国の経済指標は比較的良好だったことに加え、週末に真打の米2月雇用統計が控えていることもあって、88円台前半より下を一気に狙うような動きにもなれないようです。
本日のマーケットですが、例によって東京は材料の砂漠地帯です。海外市場では英国中銀の金融政策発表が21:00、欧州中銀の金融政策発表が21:45に控えており、今晩は「欧州金融政策ナイト」になりそうですね。キング総裁のハト派発言以降、英国中銀に対しては一部で追加金融緩和の思惑が出て最近のポンド安の一因になっていますが、果たして結果はどうでしょうか。イメージ五分五分という雰囲気です。一方、欧州中銀の金融政策については大きな政策変更は殆ど誰も期待していません。トリシェ総裁の会見でギリシャ問題その他についての発言が注目される程度でしょうか。米国の経済指標では失業保険新規請求件数や1月中古住宅販売保留などがありますが、やや小粒ですし、明日の晩の雇用統計を控えて、大きな値幅づくりは難しいかもしれません。
今日も一日よろしくお願いします。




