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米雇用統計に対する期待のハードル徐々に低下・・・ - 外為リアルタイムレビュー

米雇用統計に対する期待のハードル徐々に低下・・・

今週金曜日の夜に発表される米国の1月雇用統計に対する期待値のハードルがかなり下がってきています。日本時間月曜朝の時点で非農業部門雇用者数の平均予想は前月比▲5.0万人となっており、先週金曜日時点で見られていた▲3.0万人から更に下方修正が進んできています。

(1)最近発表されている米国の失業保険新規請求件数など雇用関連の指標が比較的弱い
(2)2月中旬の米国東部豪雪の影響で建築業中心に雇用調査時点の雇用者数が減っている
(3)雇用増加効果が期待される米国勢調査の影響が本格化するのは3月分以降

などの情報が浸透してきたことが背景だと思われます。

2月上中旬時点の予想では、平均が+2.0万人だったりしていたので、数週間で雇用統計に対する期待値はかなり下がって来ていることになります。為替相場に対する影響ですが・・・

(1)予想よりも悪かった場合は、低下した期待値よりも実際がもっと悪いと言う理解になってドル円相場ではさらなるドル安円高が進む可能性がある一方で、

(2)期待値のハードルが事前にかなり引き下げられてくる過程でかなり織り込まれたので、予想通りの内容だったら、雇用回復のもたつきが確認されたとしても、ドル相場への影響は限定的であまり売り込まれないという可能性もありそうです。また、

(3)期待値が事前にかなり下がっているので、もしも非農業部門雇用者数の結果が、事前の期待値よりも良い内容になった場合は、それなりの規模でドルが買い戻される可能性も否定は出来ません。

非農業部門雇用者数と同時に発表される失業率についても、事前の市場予想平均では9.8%と前月の9.7%から小幅悪化することが見込まれており、出てくる結果と市場の反応については同じようなことが言えるかもしれません。

いずれにしろ、今週金曜日の22:30までには、まだかなり時間があり、「米雇用統計に対する事前の予想」もこれからまだ修正が入る可能性もあります。実際に出てくる数字も大切ですが、雇用統計ぐらいの大物材料になると、実際に数字が出てくる前に繰り広げられる期待値の修正具合も含めて本番の反応が変化する傾向が強いので、雇用統計発表までの期待の地均しにも注目しましょう。

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