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外為リアルタイムレビュー: 2010年3月19日バックナンバー

2010年3月19日バックナンバー

カナダの2月CPIを受けてカナダ/円上昇

先ほどカナダの2月消費者物価指数(CPI)が発表されました。

(加) 2月消費者物価指数 [前月比]  +0.4%(前月+0.3% 市場予想+0.3%)
(加) 2月消費者物価指数 [前年比]  +1.6%(前月+1.9% 市場予想+1.4%)

(加) 2月消費者物価指数 [コア・前月比] +0.7%(前月+0.1% 市場予想+0.3%)
(加) 2月消費者物価指数 [コア・前年比] +2.1%(前月+2.0% 市場予想+1.7%)


今回の注目点はコア指数の前月比・前年比が市場予想や前回の数値を上回ったことが理由かと見られます。 消費者物価指数のコア指数はカナダ中銀(BOC)が見ているため、中銀のインフレ見通しにも影響が出ることが考えられます。

この結果を受けて20時15分現在、カナダ/円は89円手前から89.50円台まで上昇し、ドル/カナダは1.017付近から1.01割れ寸前まで下落するなど、カナダ高の展開となっています。

この後は21時30分の1月小売売上高に注目が集まりそうです。市場予想を上回る結果となれば先ほどの書き込みにありましたパリティも視野に入りそうですが、反面市場予想を下回る結果となった場合、消費者物価指数の上昇分を吐き出す展開もありえます。

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欧州勢力の参入後もドル円は動意薄・・・

欧州勢力参入後の動意に淡い期待が寄せられていたドル円ですが、今のところ不発です。

日本時間16:00以降現在までの値幅も1ドル=90円39銭から55銭と、わずか16銭です・・・

本日午前中の値幅は90円33銭から58銭で25銭の幅、
正午から16:00までの値幅は90円39銭から51銭で12銭の幅

これではどうにもなりませんね。長くやっていればこういう日もありますが、それにしても今日のはちょっと酷い状況です。

先ほど神田さんが投稿した板情報をみても、上下とも分厚いご注文で固められていますし、ニューヨークで米国の重要な経済指標も無いことを考えると、今日はちょっと難しいかもしれません。

先ほど書きこんだポンドドルの下落やユーロドルの今週安値更新など、欧州通貨に動意はみられるものの、ドル円は3連休前でみんな無やる気が無くなっているのでしょうか?

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ユーロドル再び1.3600割れで今週安値更新、背景は?

欧州勢が本格稼働し始めたこの時間帯になって、ユーロドル相場が急に動意を得て下落し、一時1.3577と今週の安値を更新し、再び1.3600台を割り込んできました。

背景として聞こえてくるのは、

(1)センタンス英金融政策委員の「英国経済の二番底の可能性は無いわけではない」発言でポンドドルが下落した影響が時間差攻撃でユーロドルにも伝染。

(2)イタリア中銀のドラーギ総裁が、「将来におけるギリシャ的問題の再発防止のために、ユーロ圏諸国の経済協力と財政規律の厳格化が必要」と発言したことでユーロ圏景気抑制懸念。

(3)ギリシャへの具体的資金支援策が明示されないことへの焦燥感。

などです。そうはいっても材料難の週末なので、ある程度のところで動きは抑制されるような気がしますが、今週半ばまでの元気が嘘のようなユーロドルの地合いの変化です。

でも(2)については、「イタリアの人には言われたくない」というツッコミがどこかから聞こえてきそうな気もしますね・・・

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/19/18:00)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は83.45円から上には大量の売り注文が控えており、一方で82円より下の買いがわずかに減少している様子です。ポンド/円は136.00円や135.00円といったきりの良いところに買いが並んでいます。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/19/18:00)

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(株)外為どっとコム提供

ドル円は買いも厚く、売りも厚く・・・

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パリティ容認発言も-カナダCPIと小売に注目

昨日の海外市場では、前カナダ中銀総裁のドッジ氏が
「カナダは対ドルでパリティ(1ドル=1カナダドル)に向かう用意ができている」
と発言したことが話題となりました。

今日は1.01カナダドル台とやや値を戻していますが、17日の海外市場では1.0070カナダドル
という08年7月以来の安値を記録しており、パリティが現実味を帯びてきています。
そんな中、カナダのCPIと小売売上高が発表予定となっており、注目されています。

 

20:00 (加) 2月消費者物価指数 [前年比]  前回:+1.9%  予想:+1.4%

前回、カナダ中銀のインフレ目標である2%に近付いたCPIですが、
今回は低下の予想となっています。ただ、中銀のインフレ見通しは、
従来の「若干下向き」から「 おおむね均衡」に上方修正されており
上ブレの可能性もありそうです。


21:30 (加) 1月小売売上高 [前月比]  前回:+0.4%  予想:+0.6%

ハーパー首相は11日に「内需は強い」・「成長は戻ってきた」などと発言しており
小売売上高にも上ブレの期待がかかります。

CPI+小売の合わせ技でパリティ達成なるかどうか注目しましょう!
 

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ドル/スイス、スイス高への準備か

昨日18日、スイス中銀(SNB)のダンティーヌ理事は講演の中で、スイス国内の企業や消費者は、金利上昇や、スイスフランの為替レートが市場に自由に設定されることなどに備えるべきとの見方を示されました。

今月11日に開催されたスイス中銀の政策決定会合における声明では、ヒルデブランドSNB総裁よりスイス高をけん制する発言が出ていただけに、ダンティーヌ理事の発言は市場では対ユーロでのスイス高容認と解釈され、ユーロ/スイス相場では2008年10月以来となる1.4350フラン台まで下落しました。今回の発言により、今のところ対ドルや対円でのスイス高は進行していないものの、スイス高を抑制する要因が一つ減った可能性があります。

ダンティーヌ理事の発言の背景には今月に入り小売売上高や貿易収支、鉱工業生産など国内の経済指標のうちいくつかが改善したことにより、スイス国内における金利正常化が視野に入ってきた事が挙げられます。その準備を促す意味で今回の発言が出たものと推測されます。そのため次回の6月に予定されている政策金利発表に向け、国内景気の回復具合に今後の注目が集まりそうです。

テクニカル面では2月19日高値(1.0893フラン)から下落し、3月17日には1.0504フランをつけました。チャート上ではエリオット波動が確認でき、現状は11/25安値(0.9911フラン)からカウントすると第4波形成中にあります。なお1.0503ドル以下になると第1波の頂点(1.0503ドル)と重複するため、波動としては失敗となる可能性が出てきます。仮に1.0503ドルを割った場合、チャートの形の面からはエリオット波動よりも三尊天井(ヘッド&ショルダーズ)がイメージされるため、200日移動平均が近くに位置する1.048フラン前後でも下げが止まらない場合、前述の三尊天井の右肩にあたる1.0128フラン(1/11安値)が目標値として点灯しそうです。


そのほか本日はスイス関連の記事として、ドル/スイスのテクニカル分析スイス中銀、介入姿勢に大きな変化もありますので、ご覧いただければ幸いです。

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【外為番付】英2月消費者物価指数

ちょっと早めですが、3/23 18時30分に発表予定の「英2月消費者物価指数」をアップしました!

12月、1月と物価上昇著しい英国ですが、一応「一時的なもので、中期的には目標を下回る」とみられています。ただ、今回も予想を上回るようだと、インフレ懸念が強まり、ポンド高につながる可能性があります。

動画で詳しく解説していますので、よろしければこちらからご覧くださいませ

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週末でもよく動く英ポンド

ドル/円の午後の値幅は12銭ということですが、だいたい他の通貨ペアを見ても
小幅な値動きとなっています。いかにも週末相場といった雰囲気です・・・

そんな中、ひとり気を吐くのが英ポンドで、ポンド/ドルは、センタンスMPC委員が
「景気の2番底への若干のリスクがある」などと発言すると、
午後3時過ぎに、1.5230ドル付近から急落、一旦下げ止まったかと思いきや
欧州勢参入後の午後4時過ぎに、1.5174ドルまで下落しています。

休むことを知らない今週のポンド相場です。

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今夜の注目材料♪

本日のドル/円相場は手掛かり材料がない+3連休前ということで、小幅なレンジでもみ合いとなっています。この後、動きが出てくるのか、材料を確認してみましょう。

3/19(金)
20:00☆(加) 2月消費者物価指数 
21:30☆(加) 1月小売売上高

ドル/円が動きそうな材料はないですね…。ただ、カナダドル相場については要注意です。現在、カナダドルはかなり強気な相場になってきています。今夜の経済指標が予想を上回れば、さらにカナダドル高が進む公算が大きいです。


♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから ←「英2月消費者物価指数」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

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ドル円、午後の値幅は12銭!

ドル円相場のこう着感が、午後に入って一段と強まっています。本日正午以降、午後4時までのドル円の値幅は、高値90円51銭、安値90円39銭と、上下12銭の極小レンジに固まっています。

午前の値幅が25銭で、それでも酷いと思っていたら、午後はそれに輪をかけて動意を失っています。

これから徐々に欧州勢力の参入が始まりますので、そこで動くかどうかが注目ですが・・・

あまり期待できないかもしれません。

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ドル/スイス、エリオット波動継続か

USDCHF_daily.JPG(上記ドル/スイスのチャート(日足)は03/19の14:15現在。クリックすると拡大します。)

ドル/スイスは2/19に高値1.0893フランを記録後に下落しましたが、19日の14時現在では下押しが1.0504フランに留まっております。 エリオット波動で見た場合、今回の下落が1.0503フラン以下になると第4波形成に失敗したことになり、エリオット波動のカウント自体も見直しが必要となる可能性があります。しかし現状では1ポイント差で第4波が第1波の頂点と重複しなかったことで、首の皮一枚というきわどい状況ですが今のところはエリオット波動が継続しているものと見られます。

まず上値は6日移動平均(1.0570)が引けでクリアすることが、ポイントと見られます。しかし20日移動平均(1.0696)が下向きのため、すぐに第5波形成に向かうかと言われれば微妙です。そのためチャネル上限(1.0700付近)や前述の20日移動平均が近い、1.0700レベルを短期での反発の目途に見たいと思います。

そして下値は先ほどの1.0504フラン(3/1安値)はエリオット波動から見ると分岐点であり、注目されるでしょう。 その下は1.04ドル後半がポイントと見られ、200日移動平均(1.0484)やチャネル下限(1.0460付近)も位置しており、相場に勢いがないとこのあたりで下げ止まる可能性があります。

ただ、相場が1.04フラン後半に到達すると、エリオット波動が失敗となっている可能性が高いため、このゾーンが割れると、チャートから受け取るイメージがエリオットからH&Sへと変わりそうです。その場合はネックラインにあたる1.0128フラン(1/11安値)を試す展開が予想されます。

少なくともその時点では、エリオット波動のカウントやり直し(実は4波失敗ではなく、1つの大きな波の中に小さなN波を内包するパターンなど)を想定する向きは少数派であると思います。

○サポート
1.0504(3.17安値、エリオット波動成立か否かの分岐点)
1.0460付近(チャネル下限)から1.0484(200日移動平均)
1.0128(1/11安値。H&Sのネックライン)


○レジスタンス
引けで1.0570(6日移動平均)
1.0700付近(
チャネル上限や1.0696(20日移動平均)が近い

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本邦1月の全産業活動指数、予想よりも良かったですが・・・

先ほど、日本の1月分の全産業活動指数が発表されました。

事前予想の前月比+1.5%に対して、結果は同+3.8%と、非常に強い内容でした。12月分の前月比も前月比▲0.3%から同▲0.2%に上方修正されています。

これに対し、ドル円相場の反応は、ほとんど観察不可能です。

かなり厳しい動意薄マーケットで、損をするのも得をするのも難しい展開になっています。

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日本のデノミ計画:実現したらユーロ円は1円23銭1.7厘?

本日付の主要紙朝刊に、「昨年9月の鳩山政権発足直後に、デノミネーション(略称デノミ:通貨単位の変更)を検討していた」との報道があって、材料難で困っている東京市場の参加者に対して、ちょっとした話題を提供してくれています。

で、近年の諸外国における主なデノミの事例を調べてみると・・・

1994/1/1:ユーゴスラビア・ディナールが10億分の1のデノミ実施
2005/1/1:トルコ・リラが新トルコ・リラに切り替わり、100万分の1のデノミ実施
2005/7/1:ルーマニア・レイがルーマニア・レウに切り替わり1万分の1のデノミ実施
2008/8/1:ジンバブエ・ドルが新ジンバブエ・ドルに切り替わって100億分の1のデノミ実施
2009/2/2:新ジンバブエ・ドルが1兆分の1のデノミ実施
2009/11/30:北朝鮮ウォンが100分の1のデノミ実施

などがあるみたいです。

それぞれの国に事情があったと思いますが、殆どはインフレの国々の事例ですね。
日本は近年ずっとデフレですし、なんかちょっと違うような感じがします。

日本で100円が1円とかになったら、例えば現在のドル円は1ドル=90銭4.2厘、ユーロ円は1ユーロ=1円23銭1.7厘などとなって、ちょっと厄介そうですね。世の中の自動販売機も会計ソフトもスーパーの値札も紙幣も硬貨も全部モデルチェンジして、それに対応する社会的なコストも大変そうです。

そもそも、「世界のデノミの事例」の中で、ジンバブエと北朝鮮の後に日本が続くと言うのもなんだか・・・

都市伝説だといいのですが・・・

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ユーロ/円 20日線で下げ止まるか

WS001317.JPG
 

ユーロ/円の日足チャートです。赤線は20日、黄線は60日、青線は200日の移動平均線になります。


ユーロ/円は3月に入って上昇し、一旦20日線を突破したことでテクニカル面では好転していたんですが、2月22日高値付近はは重かったみたいですね。3月12日に125.19円まで試して一旦折れてしまいました。


ただ、昨日から今日に掛けては20日線(本日時点:122.59円)で一旦下げ止まっています。このまま今の水準で力をためて、もう一度125円台半ばへ向けて上昇するかもしれませんが、一方で20日線を割り込んでしまうと、再度120円前後まで下げてしまう可能性もあります。この界隈の攻防には要注目ですね!

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本日午前中のドル円相場は値幅25銭。午後の注目点は?

東京市場午前中のドル円相場は、1ドル=90円33銭から58銭、上下25銭の値幅でのもみ合いになりました。水曜日の日米金融政策イベントを消化して、材料難の東京市場では早くも3連休前の休戦ムードが蔓延しつつある雰囲気です。

本日これからの材料をみても、

経済指標関係では、

13:30 (日) 1月全産業活動指数
16:00 (独) 2月生産者物価指数
20:00 (加) 2月消費者物価指数
21:30 (加) 1月小売売上高

要人発言予定では、

16:30 トリシェECB総裁、講演
19:35 タッカー英中銀(BOE)副総裁、講演

というラインナップになっています。

ドル円を直撃しそうなものはあまり見当たりません・・・

油断は禁物ですが、ある意味非常に対応の難しい東京の昼下がりになりそうです。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/19/12:00)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

ドル/円は90.70円から90.80円を中心に、引き続き90円後半では売り意欲が強そうです。

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:3/19/12:00)

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提供は(株)外為どっとコムです。
豪ドル/円は売りの方が多めですね。一方、ポンド/円は137.00円が底堅そうにみえます。

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ユンケル議長のギリシャへの見方が変化

ユーログループのユンケル議長のギリシャへの支援に関連する発言を振り返ってみました。

2009年12月10日
・ギリシャにEUによる支援は必要ないだろう

2010年1月14日
・IMFの救済はギリシャにとって適切ではない

2010年1月18日
・EUはギリシャを支援する必要がある

2010年2月11日
・ギリシャとユーログループの取り組みを市場は納得するだろう

2010年2月15日
・3月にさらにギリシャ支援策が要求されるだろう
・EUは必要であれば行動をとる用意がある
・ギリシャをめぐる新措置に関する発言は時期尚早
・IMFはギリシャに対する技術的な支援を行うことが可能

2010年3月3日
・ユーロ圏は断固たる協調行動をとる準備がある

2010年3月5日
・IMFによるギリシャへの一段の関与を排除したい
・ギリシャはEU諸国に金融支援を求めなかった

2010年3月10日
・欧州通貨基金(EMF)の創設はギリシャ問題の役に立たないだろう

2010年3月15日
・ギリシャがEUの救済を必要とするとは考えていない

2010年3月18日
・ギリシャは任務を果たしたときのみ支援を期待することができる
・来週のEU首脳会合でギリシャ支援が決まるかは不透明
・ギリシャにIMFから支援を求めるよう勧めることは出来ない
・EUは最終的にギリシャ支援の準備をしなければならない


最初の楽観的発言から、次第に救済の必要性の方に傾いてきている様子が分かるかと思います。IMFの関与が嫌で仕方がない様子は一貫していますが・・・・。


ただ、これをみていると、結局まだギリシャ支援の具体的方法は用意できていないようにみえますね・・・・ちょっと不安です。

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米公定歩合追加引き上げ観測の背景と今後

昨晩零時過ぎのドル円及びストレートドル市場でのドル急騰の背景は、降って湧いたような「米公定歩合追加引き上げ観測」でした。日本時間2月19日(金)の早朝6:30に突然伝えられた「米FRBが公定歩合を0.5%から0.75%に引き上げ」という報道に接して、ドル円が92円14銭まで吹きあがった瞬間の記憶はまだ新しいので、昨晩のような反応になったと考えられます。

米国の公定歩合は現在、昔の公定歩合とは違って、「短期金融市場で自力の資金調達が出来なかった金融機関がFRBから資金を借りる時に支払う市中金利よりも高めの罰則金利」という位置づけになっています。金融危機前は、「FF金利プラス1%ポイント」というのが上乗せ金利幅でしたが、リーマンショック後の危機対応で一時的に上乗せ幅を「FF金利の上限プラス0.25%」に負けてあげていましたので、それを「プラス0.50%」にまで戻したのが先月の動きでした。FRBが設定しているFF金利誘導目標の上限は現在0.25%ですので、0.25%+0.50%=0.75%が現在の公定歩合になっています。

昨日出てきた話は、米国がこの公定歩合を追加で引き上げる可能性があるという噂ですが、

(1)金融危機前の米公定歩合はFF金利プラス1%の水準に設定されていた
(2)昨日、最大28日に延長されていた公定歩合での貸出期間が危機前の1日に戻った
(3)早く公定歩合を危機前のスプレッドに戻した方が、無用の観測を封じることができる

などの諸点を考慮すると、確かに、FRBが「やる気」なんだったら、早めにやった方が米国の金融政策に対する誤解を解くのには良いのかもしれません。短期金融市場における流動性危機が一巡した現在、公定歩合でFRBからお金を借りている金融機関も殆どいなくなっていますので、公定歩合を上げても実質的な金融引き締め効果が生じる訳ではありませんし・・・

公定歩合とFF金利のスプレッドを元に戻すという政策変更は、景気の過熱防止やインフレの予防を目的に実施するFF金利の引き上げとは全く別次元の政策であるということは、バーナンキ議長以下、繰り返し丁寧に説明しているのですが、市場の一部には半ば確信犯的な向きも含めてそれを別の解釈に転用して値幅づくりに活用しようとする動きが無いわけではありません。だったら早めに公定歩合を元のスプレッドに戻した方が、米国の金融政策に対する期待形成に無用のノイズが入るのを防ぐことができそうです。

いずれにしろ、市場との対話を重視するFRBにとって金融政策の現状に対する正しい理解と期待を植え付ける作業は大切だと思われますので、米国の公定歩合に関する何らかのアナウンスメントが近い将来あったとしても不思議はありません。ただし、公定歩合政策の変更とFF金利政策の変更は別次元の政策という理解がある程度進んでいる現状を考慮すると、仮に公定歩合の引き上げがあったとしても、為替相場や債券相場に与える影響は、時間的にも水準的にも比較的限定されるのではないでしょうか。

米国の金融政策に関して現在最大の注目点は、「異例に低いFF金利を長期間維持することを正当化する経済環境が続く」と判断しているFRBの認識が変化するかどうかです。この点に関して、みるべきものは、公定歩合の水準では無く、やはり米国経済の回復力です。

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スイス中銀、介入姿勢に大きな変化

昨日ダンティーヌ・スイス中銀理事は
「経済は為替介入の終了を準備しなくてはならない」
「スイスフランが、市場価格で決定する水準に回帰することを準備すべき」
と述べ、これまでのスイスフラン売り介入姿勢の変化をはっきりと表明しました。
特に、これまでは対ユーロでのスイスフラン高を警戒していただけに、
この発言が伝わるとユーロ/スイス相場は1.4530フラン付近から
1.4352フランまで200ポイント近く急落しています。

スイス中銀は、スイスフラン高がデフレにつながる事を警戒していたようですが、
このところのスイス国内の景気回復を受けて、今年のインフレ見通しを0.5%から
0.7%に上方修正しており、デフレ懸念は遠のいたとの見方が、
介入姿勢の変化につながった模様です。

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仲値公示にかけてドル/円小幅上昇か

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本邦では来週月曜の3連休を控え、実質ゴトー日の中、ドル/円は仲値公示にかけては波乱もなく通過した模様です。ドル/円は仲値公示の5分前あたりから、朝9時前につけた90.50円を目指す動きが出たことにより、90.48円まで上昇しました。

その後仲値公示の勢いが残っていたのでしょうか、10時過ぎにドル/円は仲値公示前に付けた高値90.50円を突破し、10:10現在ドル/円は90.50円台に上昇しています。このまま90.80円台を試せるのか注目したいところです。

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昨晩のユーロドル相場下落の背景は2つ。今後は?

昨晩の外国為替市場でユーロドルは下落し、一時1.3585と、1.3600台を割り込む局面もみられました。EU財務相会合での「万が一の時は支援する枠組みで合意」という報道を好感して今週半ばには一時1.3819まで買い戻される局面もありましたが、上がってくると戻り売りが優勢になって落し込まれる展開が続いています。

昨晩のユーロドル下落の主な背景とされた材料は2つです。

(1)ギリシャがIMFに資金支援を要請する可能性があるとの報道

(2)米公定歩合引き上げの噂

前者は欧州側の要因、後者は米国側の要因です。

後者の米国公定歩合引き上げの噂が出たのは日本時間零時過ぎごろだと言われていますが、この時間帯はユーロだけが売られた訳では無く、ドルが全面的に買われています。したがって、ユーロが冴えない理由については、やはりギリシャ問題の根深さが関与しているように思われます。

もしもIMFによるギリシャの資金繰り支援が具体的に決まった場合は、目先のギリシャのデフォルトリスクは無くなりますので、本来この材料はユーロ買いになってもおかしく無いのに、昨日は何故ユーロ売り材料になってしまったのでしょうか?

昨日のマーケットの受け止め方は、「IMFに助けてもらえるならいいじゃないか」ではなくて、「ギリシャがIMFに頼ろうとしているのは、EUとギリシャの間で具体的な話がまとまっていないからじゃないか?」、「やっぱりギリシャは自力で4月以降の国債借り換えができないような状況にあるのではないか?」という疑心暗鬼に傾いたようです。

数日前に書き込みましたが、昨年末以来ずっとやってるEU内でのギリシャ支援に関する話し合いでは、基本的に金融支援の中核を担うことが期待されている独仏が

(1)原則としてギリシャの自助努力が市場に評価される形でギリシャ政府が自力でデフォルトを回避するのがベストシナリオである。

という姿勢を崩しておらず、EUも含めた基本的な方針としては、

(2)救済する側の国民に非常に不人気なギリシャへの資金支援については、できることなら、ギリギリ必要になるまでは具体的な方法や時期や金額は明示しない。

という態度は維持しつつ、

(3)でも、それだと市場が不安がってギリシャの自力資金調達に難がありそうなので、「いざとなったら助けることについて、協議しているし、合意もある」ということを口頭でマーケットに訴え続けたり、欧州通貨基金(EMF)構想などをちらつかせて、なんとかこの場を凌いでみる。

という、とても中途半端な状態が続いています。これじゃ埒が空きませんね。

こうした状況下、ユーロドル相場は「EUの人達が集まる」とか、「合意が出来た」といった報道に接すると一旦はある程度買い戻されるものの、しばらくすると、「具体策は公表されない」とか、「根本的な問題の解消には時間がかかる」ということを理由に再び売られるということの繰り返しになっています。

その時の地合いによって買い戻しや売り込みの幅には濃淡があるものの、「GDP比12.7%まで膨張したギリシャの財政赤字削減」という難題が長期的な課題であることは自明の理です。ギリシャをネタにユーロを売る筋の人達も、どこかでは買い戻さないと儲けを確定できないので、なにか口実を見つけては買い戻す訳ですが、賞味期限はとても長そうな材料なので、ある程度買い戻してポジションが軽くなったらまた売るという作業の反復を、飽きるまで半ば確信犯的に繰り返すのかもしれません。

ギリシャ景気がうんと良くなるというのが問題解消の特効薬になるのですが、コンセンサス見通しがマイナス成長の国が今年GDP比4%ポイントの緊縮財政を強いられていて、金融政策は欧州中銀に縛られている訳ですので、それを期待するのはかなり難しそうです。

IMFでもEUでもドイツでもフランスでもEMFでもいいので、誰かがギリシャ支援に関する具体的な施策を明示しないと、この状態から抜け出すのは難しいように思われます・・・

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/19/09:00)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は83.40円より上の売り注文が厚く、ポンド/円は137.00円の買い注文が目立っております。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/19/09:00)

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(株)外為どっとコム提供

ドル円は90円台後半は売り意欲、90円台前半には買い意欲と
やはり、こう着しそうな注文状況です

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米新規失業保険申請件数に対するドル円の反応に思う

昨日の米新規失業保険申請件数は45.7万件と前の週に比べ減少(改善)したものの
予想の45.5万件にはわずかに届かなかったことで、マーケットはドル売りで反応しました。
予想対比+2000件で、瞬間的とはいえ20銭程度円高・ドル安に振れた事からも、
米雇用市場改善に対する期待の高さが伺えます。
それもそのはず、昨日発表された新規失業保険申請件数は3/14までの週のもので、
この週は3月の雇用統計の調査週にあたります。
2月は大雪の影響があって、大幅減が予想されていた
非農業部門雇用者数が3.6万人の減少にとどまったことで
3月は国勢調査に伴う臨時雇用者の増加と天候の回復により、
30万人増を見込む声もあるほどです。
このように、3月雇用統計への期待はかなり高く、
新規失業保険申請件数が予想に2000件届かなかった事がプチ失望売りにつながった模様です。

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本日のドル/円のポイントは

 USDJPY_100319_daily.JPG USDJPY_100319_60min.JPG
(上記のドル/円チャート(左:日足、右:60分足)は03/19の08:30現在。クリックすると拡大します。)

ドル/円は3/5に90円台に乗せました。 しかしそれ以降は90円台がまるで磁石のようになっており、91円にも89円に足を踏み入れてもすぐ90円台に戻ってくるなど、上下ともに動きくい展開が続いています。

まず日足では3/5以降、90.70円から90.80円台での失速が目立っており、そのレベルを超えたのは12日の91.14円のみです。そして下は89.60円から89.70円レベルでは2回サポートされております。チャートを見た感じでは高値は割ときっちり押さえられており、上値の重さが伺えます。 そして下値は90.00円よりも下回っての推移が見られ、加えて今週に入り安値が少しづつ切り下がっており、再び下値を試そうという感じがします。

次に60分足を見てみますと、90.70円から90.80円台での頭の重さも目立ちますが、それ以上にご覧頂きたいのが90.00円を割れたレベルでの値動きです。12日に高値91.07円を付けた後から、下押しが徐々に深くなっています。しかし今のところいずれも90円台での滞空時間は短いため、89円台での滞空時間が長くなった場合、89.61円より下を試す動きが出るものと予想されます。


○レジスタンス
90.79円(3/17高値)
91.15円(2009年高値101.42円から同年安値84.79円の38.2%戻し)
91.43円(ボリンジャーバンド上限)

91.90円付近(2009年高値からのレジスタンスライン。三角もち合いの上限)

○サポート
90.14円(3/12安値)

89.94円(20日移動平均)
89.61円(3/9安値)
88.70円付近(昨年安値84.79円からのサポートライン。三角もち合い下限)

いずれにせよ20日移動平均が平行移動に近い形で推移しており、三角もち合いかボリンジャーバンドか、どちらか抜けるまでは方向感に乏しい展開が見込まれます。ただ、いずれも90円台の外にあるため、まずは引値で上下どちらに抜けて行くのか、上下で抜けた日の翌日の値動きが注目されそうです。なお本日のドル/円の予想レンジは90.10円から90.80円を挙げたいと思います。

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ドル円、短期売り仕掛けと米公定歩合引上げの噂で値幅作り

おはようございます。

昨日のドル円相場は、骨太の方向感に欠ける中、比較的大ぶりのレンジで乱高下する展開となりました。時系列に動きを振り返ってみると・・・

(1)東京市場序中盤は手掛かり材料難の中90円台前半での小動きに終始。朝方一時90円44銭まで上昇した後、実需筋の売りや本邦勢のリパトリ観測に押されて小反落、90円10-20銭台でロンドン勢力の参入を迎え入れる。

(2)欧州勢力参入後、ストップ狙いの売り仕掛けで一時89円73銭まで下ヒゲを伸ばすが、追随勢力はなくすぐに反発して90円20-30銭台に押し返されてニューヨーク勢力の参入待ち。

(3)ニューヨーク序盤、米2月消費者物価指数や失業保険新規請求件数の弱めの内容に反応して一時90円04銭まで下ヒゲを伸ばすが、90円台手前の下値は堅く反発、その後発表された3月フィラデルフィア連銀景況感が強い内容になると90円40銭台まで続伸。米国が公定歩合引き上げを検討という真贋不明の噂が広がるとドル全面高となり、ドル円も一時90円79銭まで上ヒゲを伸ばす。

(4)ポジション調整で反落、90円40銭前後で東京市場にバトンタッチ。

・・・・という流れでした。決定打になるような材料が不足する中、昨日のドル円相場は、一部勢力の売り仕掛けや真贋不明の米公定歩合引き上げの噂なども活用してそれなりの値幅を作り試みました。昨日の値幅は最大で1円06銭もあって、日米の金融政策イベントを消化した前後に作った値幅である69銭よりも大きかったのが印象的です。ただし、日米の景況感や金融政策に対するしっかりとした方向感がイマイチ出来あがってこない中では、ドル円相場もしっかりとした方向感を作り込むことができず、ただ動いてみただけという印象が強い一夜でした。

本日は、東京市場だけでなく、欧米市場でもこれと言って目につく材料がありません。例によって局所的な需給トークを消化しつつ、国内外の株価、金利、商品市況の動きやクロス円の動きを横目に見ながら、週末特有のポジション調整が進むと考えられます。事前に値幅や方向を予測するのがとても難しい1日だと思います。

今日も一日よろしくお願いします。

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