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外為リアルタイムレビュー: 2010年3月12日バックナンバー

2010年3月12日バックナンバー

【テクニカル】カナダ/円、上抜け期待は高まるか

CADJPY_100312.JPG(上記のカナダ/円チャート(日足)は03/12の19:25現在。クリックすると拡大します。)

カナダ/円は昨年7月より緩い三角もち合いが続いています。もう少し視点を近づけると、1/8高値と2/4安値を基準にしたWボトムの完成が注目されそうです。

仮にWボトム完成に向けて動いた場合、始点にあたる1/8高値(90.59円)が注目されそうですが、現状ではWボトムのネックラインにあたる2/22高値88.41円を越え、10日には88.68円まで上昇したものの、いまひとつ盛り上がりに欠ける展開となっています。

そのため、まずは89円前半への攻略にまで辿り着けるかがポイントとみられます。このあたりにはボリンジャーバンド上限(89.32円)や2/4安値(82.33円)からのN計算値(89.23円)などが位置しており、ちょっとしたポイントになりそうです。それでも91.80円前後にあるもち合い上限までは距離があるものと見られるため、1/8高値(90.59円)や昨年8/7高値(90.27円)が近い、90円半ばを短期での上値目途として挙げたいと思います。

そして下値は6日移動平均とローソクの関係に注目したいと思います。昨年末より概ねローソク足の実体部が6日移動平均より上に出れば上昇し、反対に下回れば下落となりやすい展開が続いてきました。ちなみに2/1前後は一度ダマシが入っておりますが、ダマシ回避策の一つとして、20日移動平均の向きも併せて見てみる、というのはいかがでしょうか。

なお最近の動きを見ていますと、6日移動平均を抜けた場合は短期トレンドの転換が続いており、20日移動平均(86.64」円)よりもボリンジャーバンド下限(83.95円)もしくはもち合い下限(80.90円前後)への下押しも予想されます。

○サポート
87.97円(6日移動平均)
83.95円(ボリンジャーバンド下限)

80.90円前後(昨年7/8安値からのサポート)

○レジスタンス
89.20円前後(前述のボリンジャーバンド上限など)
90.59円(1/8高値)

91.80円前後(2007年安値と2008年3月安値を結んだライン)

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ユーロ暴騰の中で、ドル/円はどうなる【指数移動平均】

20100312YEN1904.jpg

上記のドル/円チャート(時間足)は03/12の19:04現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)

上のチャート:時間足のMACD
下のチャート:時間足の『60分足の20EMA』『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』です。

ドル/円は皆が「ニチギン」と叫んで、すでに買ってしまったような状態に見えます。
(といいますか、「ニチギン」の政策発表が恐くて、腰の入ったショートが作れない)

今日の一番の注目はユーロ/ドルの暴騰です。
テクニカルな動きが主体ではありますが、1.3735を超えて上昇に弾みがついているように見えます。

※1.3735はどういうポイントなのか?はコチラをご覧ください。

 

ドル/円は、ユーロ/ドルでドル売りが強まると、その5分の1くらいは連れてドル安になっているような動きです。

 

上のチャート:MACDでは、目先上昇力が強くない。
下のチャート:EMAでは、取引値が『60分足の20EMA』(赤い線):90.53円を下回っています。目先の買いはちょっと撤収です。

『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(青い線):90.38円の下に落ちて2時間以上定着すれば、当面は下値探りになるかと見られます。

※本日、注目のユーロ/ドルの動きについては、コチラをご覧ください。

※本日、一日のドル/円の見通しはコチラをご覧ください。
 

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NY時間の見どころ:加雇用統計&米小売売上高

21:00 (加) 2月雇用統計

           失業率 前回:8.3% 予想:8.3%
           雇用ネット変化 前回:+4.30万人 予想:+1.55万人

GDP、CPIに続いて雇用の改善が示されれば、早期利上げ期待が高まりそうですが、
どうなるでしょうか?
詳しくはコチラコチラの書き込みをご覧ください。


22:30 (米) 2月小売売上高 [前月比] 前回:+0.5% 予想:-0.2%

2月は自動車販売の減少とガソリン価格の低下に加え、
大雪の影響から前月比でマイナスが予想されています。
予想程度のマイナスであれば、雇用統計のように大雪のせいにもできそうですが、
予想以上の減少は、週末のマーケットだけに
リスク回避の動きにつながりやすく(株式市場も含めて)
ドル/円、クロス円の下落要因となりそうです。
 

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/12/18:00)

AUDGBP_1800.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は昼間に続き83.20円と83.30円の売り注文が厚く、ポンド/円は昼の時点と比べ137円以降の売り注文が増えているようです。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/12/18:00)

WS001254.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ユーロ/円は売りの方が厚い印象です。

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カナダ/円、雇用の結果が利上げ観測に影響を与えるか

本日はカナダ/円を取り上げてみました。
テクニカルはカナダ/円米ドル/加ドルがあります。合わせてご覧いただければ幸いです。

カナダは金融危機以前より財務状況が良好であり、かつ、金融危機の爪痕も小さかったため、昨年末よりG20諸国の間ではオーストラリアの次に利上げが予想されています。1日発表の第4四半期GDPでは年率換算で5.0%となり加中銀(BOC)が金融政策報告で示した3.3%から上ブレしており、先月発表された消費者物価指数のコア指数も年率1.9%とBOCの目標である2%に近付いているため、本日発表の雇用統計が好調な結果となった場合、利上げ期待が高まる展開も予想されます。しかし11日にカーニーBOC総裁から2010年6月末までは現在の0.25%の政策金利を維持する内容の発言が出たことにより、現状では7月以降の利上げが予想されます。

注目の2月雇用統計について、もし雇用環境が良好なことが示された場合、市場では7月20日のBOC理事会での利上げ期待を織り込む動きにつながる可能性もあるため注目されそうです。その雇用統計であるが、事前予想では失業率が8.3%、雇用ネット変化が+1.55万人となっています。

チャート上では10日に2月22日高値(88.41円)を越えたものの、88円後半では頭が重い展開が続いています。89円台に越えてゆくようだとWボトムが想起され90.59円(1月8日高値)が、逆に88円台で天井となるとWトップが想起され82.33円(2/4安値)を目指す動きが予想されるだけに、88円台での値動きの行方には注目したいところです。

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今夜の加雇用統計は?BOC介入の可能性も


年末から要人から経済について強気の見方が強まりつつあったカナダですが、ちょっと今日発表の雇用統計に絡み、不安が出てきました。

というのも、カナダ要人による雇用関連の発言を追っていくと、

【2月から先週に掛けて】
カーニーBOC総裁 「カナダの労働市場は下げ止まっているようにみえる」
ハーパー首相 「経済や雇用に緩やかな成長がみられる」
フラハティ財務相 「カナダの財政状況や雇用者数は米国より良い」

【今週】
ハーパー首相 「失業率は依然高すぎる」

と、結構な変化が。もちろん、ハーパー首相は事実として失業率が高い点を指摘しているんでしょうが、ネガティブ面を強調するところがちょっと怖いですね。

今晩21時に発表されるカナダ雇用統計は、失業率が8.3%(前回と同じ)、雇用ネット変化は1万5500人増(前回は4万3000人増)という結果が予想されています。予想を上回る強い結果が出れば、カナダドルが上昇すると考えられます。

ただ、昨日カーニーBOC総裁から(対ドルでの)カナダドル高けん制発言や介入の可能性をほのめかす発言が出ているため、カナダドルがあまりにも対ドルで上昇すると、本当に介入が入る可能性があります。ハーパー首相の発言は、加雇用統計が強い結果のときにカナダドルの上昇を抑制するための「クギ」であったかも知れません。


ちなみに、現在のドル/カナダは1.0225カナダドル近辺。昨年の安値1.0204カナダドルまであと少しです。正直、介入の危険水域と言えると思います。

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ポンド謎の下落&上昇

「本日も」と言うべきか、欧州勢参入後のポンドが上下に動いています。
英BPの米デボン社の油田買収に絡むポンド売り・ドル買いの思惑からか
16:30頃には1.5026ドルと本日の安値を記録しました。
しかし、すぐに切り返し、17:30過ぎには1.5115ドルと謎の急騰を演じています。

この動きにつれる形で、ポンド/円も136.93円まで値を上げています。

上昇の理由は欧州株高くらいしか見当たりませんが、
それにしてもポンドの値動きの良さには驚かされますね

ちなみにドル/円の今日ここまでの値幅は26銭です・・・

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ウクライナ首相指名 / 格付け引き上げ

●ウクライナ新首相にアザロフ元財務相を指名=地域党幹部
(3月11日)ウクライナの新連立与党は、新首相にヤヌコビッチ大統領に近いアザロフ元財務相を指名した。
大統領率いる「地域党」幹部が11日明らかにした。

==

これで、ウクライナも大統領と議会の意志の統一感が図れそうです。
これまでのように、大統領と議会がバラバラということはなさそうです。


●S&P:ウクライナ外貨建てソブリン格付けを「B?/C」に引き上げ
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日、ウクライナの格付け引き上げを発表した。

ウクライナの
外貨建てソブリン格付け : 「CCCプラス/C」⇒「Bマイナス/C」 (引き上げ)
自国通貨建てソブリン格付け : 「Bマイナス/C」⇒「B/B」 (引き上げ)

===
これを例えるならば、BBB以上でない限りは「テストの点数が40点から49点に上昇しようが、赤点は赤点」ということだと思います。


 

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今夜の注目材料!

ドル/円は朝に90.73円まで上昇するなど、前日に付けた高値90.69円を更新したものの上伸力は続かず、東京時間中は90.60円前後で推移しました。この後、方向感は出るのか、手掛かり材料を確認していきましょう。


3/12(金)
20:00☆(ユーロ圏) 1月鉱工業生産・季調済
21:00☆(加) 2月雇用統計
22:30☆(米) 2月小売売上高
23:55☆(米) 3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
24:00  (米) 1月企業在庫


比較的注目度の高い経済指標が並んでいますね。この中でも特に注目は米2月小売売上高とミシガン大消費者信頼感指数・速報値です。小売売上高は+0.5%だった前月よりも弱い、-0.2%という結果が予想されています。一方、ミシガン大消費者信頼感指数については、前月の73.6よりもさらに上昇し、74.0という市場予想が出ています。双方ともに、結果が予想を上回れば、リスクを積極的に取りに行く動きが強まり、クロス円主導でドル/円も円売り優勢になるとみられます。

 

♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから ← 「米2月小売売上高&3月ミシガン大消費者信頼感指数」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

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ユーロ/ドルで別世界の展開となる可能性【テクニカル】

20100312EUR1600.jpg
(上記のユーロ/ドルチャート(日足)は03/12の16:00現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)
 

ユーロ/ドルはギリシャ懸念の薄らぎから少しずつユーロが上昇してきたというところでしょうか。
 

上記チャートで重要なのは、ラインAの本日(3/12)の位置であり、1.3735を超えていくと、そこは別世界になってくる可能性があるのではないでしょうか。

そうなると次のターゲットは

1.3800 <1.2453-1.5145の半値>

1.3871 <1.4579(1/13高値)と1.3433(3/2安値)の38.2%戻し>

になると思います。

とにかく、この足取り(値動き)の中で、一本大きな陽線を柱のようにバーン、と立ててしまえば、
チャート上のユーロ/ドルの世界は別世界のように変わってくると思います。

 

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日銀追加緩和への期待が高すぎると・・・

今月5日の日経新聞1面トップ報道以来、日銀の追加緩和観測が高っています。
量的緩和の効果に懐疑的な日銀からは、追加緩和については消極的とも取れる発言が
目立つにもかかわらず、メディアと市場と政府が先行する形で、
日銀としてはまさに外堀を埋められてしまい、もはやゼロ回答は許されない状況に
追い込まれてしまった感があります。ゼロ回答どころか、
今月で終了する企業金融支援特別オペの残高5兆円あまりを、
現行10兆円の新型オペに乗せ換えるといった、いわば小手先の策では、
急速に追加緩和を織り込んだ市場が納得しない可能性が強まっているように思います。

今日も、菅財務相や亀井金融担当相に加え、
鳩山総理からも追加緩和要請発言が繰り返されました。

ただ、あまりにも事前の期待が高すぎるのも事実で、
特に為替市場では往々にしてあることですが
日銀が(いやいやながらも)追加緩和を発表した挙句に、
材料出尽くしで円が買われるなどということが起きそうな気がしなくもありません。

そうならないためには、さらに追加緩和の用意がある的なコメントが必要になる訳で、
現状でさえ、追加緩和に乗り気でない(ように見える)日銀が、
さらに、そのようなコメントを発するとは思えませんし、
政府としても、円高が嫌なら、これ以上日銀を煽らないほうがいいと思うのですが・・・

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ドバイ絡みの話がどうなったのか、よく見えない。

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの債務再編計画についてのその後の話をもとめて掲載します。

●UAEはドバイを支援、問題は近く解決する=財務相
3月9日:
アラブ首長国連邦(UAE)のハムダン財務相の話

・ドバイを支援するかと聞かれたら、もちろんだ。ドバイはUAEの一部だ。
・ドバイはまだUAE政府に支援を求めていない。UAEは一体であり、(UAEは260億ドルに上るドバイの債務リストラ策を支援し)問題は近いうちに解決する。


●ドバイ・ワールド、銀行団との債務再編交渉に進展-英通産相
3月10日:
英国のデービス通産相が明らかにしたところでは、ドバイ・ワールドの260億ドル(約2兆3590億円)相当の債務再編をめぐり、債権団との交渉が「ある程度進展」した。

・デービス通産相
・銀行団からは進展の兆候があると聞いている。こうした進展が継続することを期待している
・ドバイ・ワールドの債務再編で信頼感が損なわれ、英国の銀行の当面の決意が試されている

 

●ドバイ・ワールド、債務返済の具体策をきょう初めて提案へ=現地紙
3月11日:
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの現地新聞の報道として

・本日(11日)、ドバイ・ワールドは債務再編計画の一環としてUAEの地元銀行に、220億ドルの債務返済について「初の具体的な案」を
提示する可能性がある。

・ドバイ・ワールドは返済の具体案を提案するため、エミレーツNBDとアブダビ商業銀行に会談を要請した。

・関係筋の話では、ドバイ・ワールドの提案は、
(1)債務の一部の即時返済(元本を割り引いたうえで)
(2)期限延長による完全返済
(3)金利をほとんど、あるいはまったく支払わずに期限を延長して部分的に返済する
等、様々なものとなると見られる。

・ドバイ・ワールドは今週、ロンドンでHSBC、スタンダード・チャータード銀行などの大口債権者と非公式協議をすでに行っている。

・債権者の間では、アブダビが救済に乗り出すとの見方が広がっている。2009年12月にUAEのアブダビがドバイの債務問題解決のために金融支援を行った時と同じように。


●ドバイ・ワールド:債権銀行にまだ正式提案していない-債務再編で
3月11日:
財務省報道官
・アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系持ち株会社ドバイ・ワールドは260億ドル(約2兆3500億円)の債務再編に関して、
「政府やドバイ・ワールドは、正式提案を(債権者である)銀行に正式提案をまだしていない」。

協議に詳しい3人のバンカー(3月8日)
・ドバイ・ワールドは月内に銀行に再編計画を提示し、融資の返済繰り延べ承認を求める見通しだ。

バンカー2人(協議は非公開の前提で)
・銀行は返済を待てば、債務の減免は回避できる公算だ。
 

==

正直、「テーブルの下でどのように握り合っているのか、良く分からない」といったところでしょうか。

 

 

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モルガン・スタンレー「日本で為替介入の可能性強くなる」

米モルガン・スタンレー(グローバル為替ストラテジー共同責任者、ソフィア・ドロッソス氏・ニューヨーク在勤)の3月11日付けレポートによると、

・日本が外為市場での円相場の上昇をストップするために、市場介入を実施する可能性が一段と強くなっている
理由として以下のとおり。
(1)日米成長率格差を為替市場は誤って判断している
(2)歴史的なトレンドから本当の為替レートは大きな逸脱をしている
(3)過度な市場ポジション(IMMのポジションで円買いが多い)
(4)為替の動きの中での勢いが増している

・円売り介入の確率は47%と、2004年以来の高水準に達している。

・円相場は2010年末までに1ドル=109円に下落するであろう。

==

投機的にスピードを伴った円高が発生し、他の金融市場をかき乱したり、
経済のファンダメンタルズを捻じ曲げるような動きが起きた時には、
介入もありうると思っていましたが、
今すぐこのレベル(90円近辺)での介入を行う必要はあるのでしょうか?
(私はここでの介入を行う必要は特にないと思います。)
また、中国が今年中のいつかどこかで人民元の切り上げを行おうかという時に、
円安で円を押し上げるというのは、「自国民の雇用を増やすために、為替を動かし、
それで輸出ドライブをかけた分の超過収益で自国だけが潤おうとする、ワガママな行為」と
国際社会では見られるでしょうから、為替操作まがいの動きはやりにくいのではないでしょうか?

 

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米ドル/カナダドル、1.02をめぐる攻防へ

USDCAD_100312.JPG(上記の米ドル/カナダドルのチャート(日足)は03/12の13:00現在。クリックすると拡大します。)

米ドル/カナダドルは日足チャート上では昨年9/2高値(1.1100加ドル)以降、三角もち合いが形成されており、現状ではだいたい、下が1.020加ドル、上が1.070加ドルあたりとみられます。

相場格言では「もち合いは離れにつけ」と言われ、一般的には「上値が重くて切り下がり、下値は何とか一定のレベルで保っているため、だんだんと上値が重くなって下落を暗示」などと解釈されます。 仮にレンジを上抜けた場合、いままで頭を押さえていたものがなくなり、すっきりしたことで上昇しやすくなることも考えられますので、一方向に偏った見方にならないよう気をつけたいところです。

仮に下抜けた場合、レンジ下抜けのため1.00加ドルトライよりもその先にある、0.9706加ドル(昨年2/28安値)が目標値として点灯しそうです。 反対に上値は1.0200加ドルのサポートが堅く反発する場合に、まずは1.0339加ドル(12日移動平均)を引値で越えてゆけるかに注目したいと思います。

そして現在の相場は1.02加ドルをめぐる展開とのため、流れとしては下向きなのですが、ここ数日の足形が1.02加ドル台においてはヒゲが多く実体部が少ないため、このまま1.03加ドル台に陽線を付けて上昇する場合、売られてきた分の戻りは多少なりとも出そうな感じがします。

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英BPは米デヴォンからの油田など買収合意

昨日こちらで少しふれた、英石油メジャーBPによる米デヴォン・エナジーの石油資産買収の案件ですが、今朝早朝に買収合意が報じられました。

デヴォン・エナジーがBPに売却するのは、ブラジルのカンポス沖油田など10鉱区、メキシコ湾深海部のカスキダ鉱区の権益、BPが運営するアゼルバイジャンのアゼリ・チラグ・グナシリ油田におけるデボンの権益で、総額70億ドルで買収するとのこと。

この支払いはなんと、キャッシュです。
基本的にオイルはドル決済のため、エネルギー関連企業はドルをたくさん持っています。したがって、英国の大手エネルギー業が「さあ、これから70億ドル分、ポンド売ってドルを買うぞ」なんて行動はとらないとみられますが、それでも「期待感」から今日の欧州勢がポンド売り・ドル買いからスタートする可能性もあります。ちょっと気をつけてみておきたいですね。

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オバマ大統領:輸出促進は、米国の繁栄に欠かせない

オバマ米大統領は11日、米輸出入銀行の年次総会で演説しました。

・今後5年間で輸出を倍増する目標は米経済の成長にとって極めて重要だ

・これを達成するために企業と労働組合の意見の相違を調整するつもりだ

・ 数百万人の米国民が失業している時、輸出促進は短期的に欠かせないだけではなく、米国の長期的な繁栄の鍵を握る

・国務、財務、商務、農務など各省当局者で構成する輸出促進閣僚会議を創設し、米国製品の海外販売促進を政府の優先課題として取り組む

・ボーイングのジェームズ・マクナーニー最高経営責任者(CEO)とゼロックスのウルスラ・バーンズCEOをリーダーとする民間の評議会を再開。中小企業を中心に輸出入銀行を通じた金融支援を拡充する

・輸出が10億ドル(約900億円)増えると6000人余りの新規雇用につながる

・米国の通商合意は厳格な労働および環境保護の適用などを含み、労働者と企業の双方にとって好ましいものになる

==

結局、雇用拡大を図るためには、輸出に頼らざるを得ないことを示したわけで、
その促進を図るために評議会を再開するとのことで、「雇用対策まったなし」のスタンスですね。

その場合、為替に対してのスタンスは果たしてどうなのでしょうか?

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/12/12:00)

WS000350.JPG.
 
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は83円より上からの売り注文がやや厚地くなっており、ポンド/円は12時現在、本日の安値が136.06円のためか、136.00円の買い注文が少し増えております。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/12/12:00)

WS001251.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
どちらの通貨ペアも上も下もそれなりに・・・という状況ですね。
 

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中国人民銀行「月イチ」ペースで預金準備率引き上げへ

中国の資産バブルが話題となる中、本日付けの日本経済新聞に

「カネ余りの解消が進まないなか、人民銀行は預金準備率の操作を重視しており
当面は「月1回」のペースで引き上げる構えとみられる」

との記事が掲載されています。

中国は今年に入り、2度の準備率引き上げを行っていますが
1回目が1月12日、2回目が2月12日

そして、今日は?そう、3月12日です!

昨日の指標発表を受けて、中国のインフレが懸念されているだけに
ちょっと気になるところですね
 

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仏大統領「弱いユーロは支持しない」

フランスのサルコジ大統領は11日、仏紙フィガロのインタビューで「私は弱いユーロを支持しない」と、発言しました。これまで、EU要人は押し並べて「強いドルを支持」という立場を強く示していたので、今回の「弱いユーロは支持しない」発言はかなりセンセーショナルでした。この発言のみが原因ではないでしょうが、発言が伝わったときにユーロ/ドルではユーロ高・ドル安が進みました。

ただ、この発言の前後をよくよく聞いてみると、

・1ユーロ1.36ドルの水準では、まだユーロ圏の輸出企業にとって問題
・弱いユーロは支持しない。ただ、ユーロ高とユーロ安の間で適切な水準を選ぶ

ということで、サルコジ大統領の意図としては「もう少しユーロ安が進んでほしい。でも弱いユーロを支持しているわけではないからね、念のため」という感じだったように思われます。


報道では刺激的な部分だけ断片的に伝わってしまうので、こうした錯誤がよくおこります

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豪ドル/円テクニカル分析、寄引同事線が示すものは?

AUDJPY_daily.JPG  AUDJPY_30min.JPG
(上記の豪ドル/円チャート(左:日足、右:30分足)は03/12の10:15現在。クリックすると拡大します。)

豪ドル/円では昨日、やや下ヒゲが長い寄引同事線が出しました。一般的には寄引同事線は攻防の分岐点と解釈されることが多いですが、このまま3/10につけた高値83.29円で反落するのか、それとも一段高となるのか、現状はまさに分岐点にあると言えます。

まずは30分足から見ますと、82.50円付近に位置するトレンドラインがポイントになりそうです。ちょうど82.50円レベルは3/10以前にはレジスタンスとして機能しており、再びここが崩れた場合はサポートからレジスタンスへの入れ替わりにより、目先の流れが上値トライから下値試しへと入れ変わる可能性がありそうです。なお上値は83.29円を付けた後は83.10円手前で頭が重くなっており、この辺りの攻防に注目したいと思います。

つぎに日足レベルでは、引値と6日移動平均、20日移動平均の関係に注目したいと思います。チャート上では昨年12月後半より、引値が6日移動平均を上回ると豪ドル/円は強気となり、反対に下回ると弱気となる傾向が見られます。

引値と6日移動平均の関係だけ見ますと、2/1は6日移動平均を上回って陽線引けとなりましたが、20日移動平均が下回っており、いわゆるダマシになっています。

上記の法則で見ますと、現状は6日(82.42円)と20日(81.23円)の移動平均が共に上向きとなっているため、日足上で見ますと、引けで6日移動平均を維持できるかが今後の動きを左右しそうです。仮にそのまま軟調な展開へと推移した場合、寄引同事線の意味は反落の暗示であったとの解釈になりそうです。

上値は昨日とあまり見方は変わっていませんが、ボリンジャーバンド上限(83.63円)がやや拡大しており、ここまで相場が上昇する勢いがある場合、寄引同事線の意味は一段高の暗示であった、との解釈になりそうです。

さて、寄引同事線が示すものはどちらでしょうか。市場の注目は続きそうです。

○サポート
82.50円付近に位置するトレンドライン(3/10以前のレジスタンスライン)
81.24円(3/9安値と20日移動平均)
80.03円(200日移動平均)


○レジスタンス
83.10円手前(前述の30分足上でのレジスタンス)
83.29円(3/10高値)
83.66円(ボリンジャーバンド上限)
84.80円(2/5安値からのN計算値)


個人的には、寄引同事線は上下のヒゲは短い方が、上昇・下落どっちにも行けずエネルギーをため込んでそうであり、いかにも攻防の分岐点らしくてよかったのですが。 そのため「ヒゲが長い=エネルギーが発散された」と見た場合、このまま82円から83円でのレンジに移行する可能性もありそうです。

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【白川総裁】極めて緩和的政策が為替レートにも相応の影響を


【白川総裁の国会答弁】

・極めて緩和的政策が為替レートにも相応の影響与えていると思う
・低金利をしっかり維持することを通じて需要をしていくことに努めている
・量的拡大だけで景気刺激効果は限定的
・短期的な物価変動と為替レート、明確な関係はない

===

日銀の”次”の行動に対する言質を与えないものになっていると思います。

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【菅財務相】円相場はマーケットが決める

・デフレ脱却の方向性、政府・日銀一致している
・円相場はマーケットが決める
・為替は安定的な形で推移している限り、マーケットに任せる
・あまりに急激な動きがある場合には為替介入という手段を持っていることは承知

==
菅財務相のマジノラインである、90円よりも円安推移であれば、「安定的」ということなのでしょうか?

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鳩山首相「日本経済・産業の力を反映しているとは思えない円高が」

・円高にしっかりと対策うつ必要
・為替は市場において適正に決められるもの
・日本経済・産業の力を反映しているとは思えない円高が生まれている

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鳩山首相の国会答弁です。
「ではどうするのか?」というところですね。

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FRB次期副議長にSF地区連銀総裁を指名へ

 
一部報道によると、オバマ大統領は、連邦準備理事会(FRB)の次期副議長としてサンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁を指名する方針であるとのこと。
関係筋の話によるものという。
6月下旬に退任するコーン副議長の後任となる。副議長就任には上院の承認が必要。
 
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イエレン女史は1990年代からSF地区連銀の総裁を務めており、結構、長い方ですね。
 
 

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日銀白川総裁、参院予算委員会に出席

日銀の白川総裁が本日の参院予算委員会に出席し、午前10時20分ごろから
自民党の舛添要一氏の質問に答えるそうです。

来週16-17日の政策決定会合を前に、日銀による追加緩和への期待が高い
だけに、どんな答弁になるのか、注目ですね。

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本日、ドル円のポイントは?

20100312YEN0945.jpg

上記のドル/円チャート(日足)は03/12の09:45現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)

大きく見ると、88円から92円程度のレンジ相場の中で一進一退の動きになっています。

円安気味の推移ですが、材料の少ない相場の中、来週の水曜日の日銀に目がけて、1回仕掛けてみるかの”ババ抜き”が始まるのではないかと思われます。
日銀だけで決定的な相場の方向性が出るとも思われず、小さな25メートルプールの中で真っすぐ行ったりターンしたりのような「行ったり来たり」を繰り返すような動きの中で、今の目先は円売り
に目が向いていると言うだけなのだと思います。

ここは、100人のうち、99人が「円は売り」と言うようになってきたら、自分だけは「円を買ってみたほうがいいのでは」という気持ちになると思います。

ユーロ/ドルでは「ユーロ買い(ドル売り)」のような動きもしていますので、ドル/円で円が売られてもゆっくりなのでしょう。

ユーロ/円で上値にある輸出企業の売り注文を消化しながら上がるのかどうかに注目したいです。

■上値ポイント
(1)91.84円:200日線
(2)91.32円:ラインC:93.78円(1/8高値)と92.14円(2/19高値)を結んだ上値抵抗線の本日の場所
(3)90.64円:60日線(やや上昇)


■下値のポイント
(1)90.56円:ラインB:84.79円(2009/11/27安値)と88.53円(2/4安値)を結んだ上値抵抗線の本日の場所
(2)90.08円:20日線(やや上昇)

 

■なお、注目の時間足の指数移動平均に関してですが、

 

『60分足の20EMA』は90.53円です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』の上値抵抗は90.32円になります。(09:58現在)現状は取引値が指数移動平均を上回っているので、上記の指数移動平均値(特に青い線)に近づくところでは押し目買いを1回は検討するところと見られます。

 

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東京市場はやや円安気味の展開でスタート

本日の東京市場では前日の米株式市場が上昇下流れを受け、日経平均株価は+12.54円の10,777.49円にてスタートし、その後も80円から90円近く上昇をキープして取引されています。

ドル/円もこの流れを受けて8時過ぎに90.73円を付け、その後も90.60円台での取引が続いており、クロス円もこの流れを受けてやや円安気味の展開となっております。

9時時点でのドル/円の外為注文情報を見ましても、ドル/円の90.80円の売り注文は厚いため、かつ、3/10につけた90.83円は2/23以来の高値水準でもあるため、戻り高値狙いで売り注文が集まりやすいポイントでもあります。 ただしそこを越えれば91.00円までの注文量はそれほど多くはないため、このあたりを越えられれば・・・といったところでしょうか。

本日の手掛かりとなりそうな材料としても、東京市場では13:30発表予定の1月鉱工業生産・確報値くらいしかないため、ドル/円は前述の90.80円台を越えてゆくには力不足感が否めず、方向感に欠ける展開が予想されます。 

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オーバーリアクション相場

昨日の欧州時間には、英中銀のインフレ調査で、
インフレ見通しが0.1%ポイント引き上げられたことで、ポンド上昇。
ポンド/円の上昇につれて、ドル/円も上昇。

0.1%で??

NY時間には、新規失業保険申請件数が予想対比で
わずか2000件弱かった事を受けて、クロス円急落。
しかし、貿易収支が気持ち強かった事で株価が持ち直すと、クロス円も持ち直し。

失業保険申請2000件で雇用環境の悪化観測???

ちょっと、オーバーリアクション気味の海外相場でしたが、
今朝のアジア市場でもこの流れを引き継いだのか、さしたる理由のない中、
円安が進んでいます。ポンド/円の137円のストップロスを狙った動きが他のクロス円にも波及、
との解説が聞かれますが、なんだかなぁ・・・といった感じです。

日銀への緩和期待を背景に、円安が進んだと言うほうがしっくりくるような気がするのですが

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/12/09:00)

AUD_GBP_1003120900.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドルは直近の高値83.29円(3/10)近くに売り注文が、ポンド/円は137.00円を越えたあたりから売り注文がそれぞれ見られます。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/12/09:00)

WS001019.JPG

(株)外為どっとコム提供

ドル/円は売り買い拮抗
ユーロ/円はやや売り優勢といった感じです

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円売り先行、ユーロ/ドルは底堅い【昨日の動き】

昨日(3月11日)の市場から
      NY市場引値 前日比
ドル/円   90.50   +0.01
ユーロ/ドル 1.3678  +0.0024
ユーロ/円  123.79 +0.25
ドル/スイス 1.0680 -0.0017
ポンド/ドル 1.5061 +0.0087
豪ドル/円  82.85 +0.09
NYダウ 10,611.84 +44.51
米国債10年物利回り 3.725% +0.006%
NY金先物 1,108.20 +0.10
NY原油  82.11 +0.02
 
昨日の海外市場(ロンドン、ニューヨーク)での動きは以下の通りです。
(1)ロンドン時間ではポンド/ドル、ポンド/円が、イングランド銀行(BOE)実施のインフレアンケート調査結果を受けて上昇した。
(2)新規失業保険申請件数は46万2000件で予想をわずかに上回り、労働市場の回復ぶりの遅れをうきぼりにした。
(3)ニューヨークの株式市場は堅調な推移となった。
(4)金先物や原油先物といった商品市場はわずかながら上昇した。
 
ロンドン時間でのポンド/円、ユーロ/円の上昇に合わせて、ドル/円も90.67円近辺まで上昇していたが、ニューヨーク時間に入り、新規失業保険申請件数の発表を受けてのドル/円売りに90.32円まで下落。その後は堅調な米株式市場の推移や、来週開催の日銀金融政策決定会合を前にドル/円は底堅く推移しました。
 
ユーロ/ドルは底堅く推移し、新規失業保険申請件数発表時に高値1.3686を見ています。
 
ユーロ/円はNY時間の高値は123.89円でしたが、今朝(12日)方の上昇により、124.10円近辺を見ております。
 
米国株式市場ではダウ工業株30種平均は昨今の企業業績が回復しつつある動向を反映し、堅調に推移しています。S&P500種平均株価の終値が1,150.24となり、これは1月19日の高値1,150.23を上回る年初来の最高値での引値となります。
 
金融市場では米国債30年物の入札がありましたが、比較的好調に消化されたと見られています。米国の長期金利は比較的に安定した推移に終始しました。
 
1月中旬以降、ギリシャ債務懸念から【ユーロ売り=株式売り=商品売り=(長期金利は安定)】という動きが出ていましたが、3月3日にギリシャが「歳出カット、増税」の財政再建策を公表し、その合間に「ヘッジファンドのユーロ売りを反トラスト法で調査する」
や、「CDS等の投機的な売買に歯止めを」や「欧州通貨基金構想」などの話に市場では「これ以上のギリシャ叩きは取りあえず一旦止め」の雰囲気が漂い、これまでのリスク回避からリスク積極化に向けた動きがジワジワと出てきているというところでしょうか。
 
そのリスク積極化の動きを後押ししているのが、日本の金融緩和の長期化観測であり、ヘッジファンド等がテーマとして円売りに動きやすいのも、むべなるかなといったところでしょうか。
 
というところで、3月16日・17日の日銀金融政策決定会合終了までは円を買い進みにくい雰囲気にあるのは仕方ないと言えます。(それでも急いで円を買わないといけない決定的な理由がでてくれば、それは別ですが)。
 
米国の金融緩和が長期化することになるかどうか。そこから、ドルキャリーの動きで、株高、商品高に本格的につながるのか、これから見極め局面に入ってくると思います。
 
それでは本日もよろしくお願い申し上げます。

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