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2010年3月10日バックナンバー
明日朝の注目は豪雇用統計と中国CPI
2010年3月10日(水)19:46 written by 研究員 神田
09:30 (豪) 2月失業率 前回:5.3% 予想:5.3%
09:30 (豪) 2月新規雇用者数 前回:+5.27万人 予想:+1.50万人
前回並みのポジティブサプライズを期待したいところですが、
本日のロウRBA総裁補の発言を受けて、明日の雇用統計への期待が
高まっているだけに、事前予想程度の改善では、失望売りにつながる可能性も・・・
11:00(中)2月消費者物価指数 前回:+1.5% 予想:+2.5%
温家宝首相が、インフレ率を3%に抑制するという目標を明言しているだけに
CPIが3%に近付くと利上げ観測が高まると思われ、円高圧力となる可能性も・・・
ただ、鉱工業生産や小売売上高なども同時に発表されるため、
総合的な判断が必要になる場合もありそうです。
例えば、豪雇用改善、中CPI低下&鉱工業生産大幅増みたいな
豪・中合わせ技一本勝ちも考えられるし、
逆に豪雇用悪化、中CPI上昇みたいな再起不能(は言いすぎ?)な負けも
あり得るし、注目の午前中となりそうです。
NZドル/円、見方によってはWボトムか
2010年3月10日(水)18:48 written by 研究員 川畑
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(上記のNZドル/円チャート(日足)は03/10の17:50現在。クリックすると拡大します。)
先ほどはNZドル/米ドルのテクニカル見通しを書きました。 先ほどの流れを見てから、今回のNZドル/円をご覧いただければ、NZドル/円の動向に加えてNZドル/米ドルの流れも押さえることが出来るため、2つの流れを押さえることができる点が有益なため、取り上げております。
NZドル/円は3/5に大陽線を出して以降、下押しも62.46円までとなり、62.15円(3/5大陽線の実体部38.2%戻し)手前で反発したことで、目先は64.50円レベルなど上値を試す流れとなっています。
とはいえ64.00手前には200日移動平均(63.94円)やボリンジャーバンド上限(64.68円)があり、加えて64.50円レベルを突破するとネックライン超えによりWボトム完成の可能性が出てくるだけに、攻防の分岐点になりやすそうです。 仮に越えればNZドル/円は67.80円付近(昨年10/23高値からのレジスタンスライン)やWボトムの始点にあたる1/8高値(68.67円)など、上値を試す展開が予想されます。
下値は60.50円前後にて2月(2/5の60.47円)と3月(3/4の60.58円)の安値が止められており、ボリンジャーバンド下限(60.93円)もその上に来ていることから、一旦はサポートされるものと見られます。とはいえ割れた場合は56.93円(昨年安値44.18円から高値69.69円の1/2戻し)など、56円をターゲットにした動きが予想されます。
○レジスタンス
63.94円(200日移動平均)
64.68円(ボリンジャーバンド上限)
67.80円(昨年10/23高値からのレジスタンスライン)
○サポート
62.15円(3/5大陽線の実体部38.2%戻し)
60.93円(ボリンジャーバンド下限)
60.50円前後(前述の2月と3月の安値が近い)
ポンド/円、鉱工業生産が予想外のマイナスになり下落
2010年3月10日(水)18:42 written by 研究員 川畑
18:30に発表された英経済指標が予想外のマイナスとなり、ポンドが下落しております。
18:30 (英) 1月鉱工業生産 [前月比] -0.4%(前回+0.5% 市場予想+0.3%)
18:30 (英) 1月製造業生産高 [前月比] -0.9%(前回+0.9% 市場予想+0.2%)
この結果を受けポンド/円が発表前の135.10円前後から10分足らずの間に136.46円まで、ポンド/ドルも同じく1.4950ドル付近から1.4887ドルまでそれぞれ急落しており、ポンドが狙い撃ちとなっている様子です。
【動画にて】ドル/円のチャート分析【分かりやすく解説】
2010年3月10日(水)18:33 written by 外為総研 岡田
本日(3/10)、動画コンテンツとして『テクニカル分析で解説するドル/円相場』をアップしました。
ドル/円の今後の方向性とターゲットを中期的に示したもので、非常に興味深い内容になっていると思います。
是非、ご覧ください。
今日一日を通してのドル/円のポイントについては、コチラをご覧ください。
指数移動平均で検証する、このドル/円の上昇
2010年3月10日(水)18:25 written by 外為総研 岡田
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(上記のドル/円チャート(時間足)は03/10の18:18現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します)
上のチャート:時間足のMACD
下のチャート:時間足の『60分足の20EMA』(赤い線)と『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(青い線)です。
時間足と指数移動平均を用いたドル/円の動きについての解説です。
時間足の『60分足の20EMA』(赤い線)と『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(青い線)を超えてドル/円は上昇してきました。
その直前のもみ合いの時間が長かったこと含めて、ドル/円買い方向で見てみたいと思います(目先、ドル/円は落ちにくいと思います)。
90.60円を超えて行けるか、見てみたいところです。
※本日、一日の見通しはコチラをご覧ください。
夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/10/18:15)
2010年3月10日(水)18:25 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は83.00円までは売り注文が並んでいますが、83.00円を超えると83.20円までの間は売り注文がやや薄くなっており、83.00円を越えた場合は83.20円を目指す上昇は思いのほか早いかもしれません。 ポンド/円は133.80円より下の買いがやや厚くなっております。
夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/10/18:15)
2010年3月10日(水)18:23 written by 研究員 神田
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(株)外為どっとコム総研
ドル円もユーロ円も厚かった売りをこなしてすでに上抜けています・・・
なんとドバイ・ワールドが元本部分の返済を債権者銀行に提案へ
2010年3月10日(水)18:09 written by 外為総研 岡田
ドバイの政府系持ち株会社ドバイ・ワールドは、債権者委員会メンバーである2つの銀行と今週協議する際の話として、MEED誌(雑誌)が伝えた。
・ドバイ・ワールドは債権者に対し、元本を返済する方針を表明する見通し。
・元本の返済は、融資残高の削減は求めないことを意味する。また、融資残高に対して何らかの形でドバイ政府が保証する考えである。
・金利部分の扱いについては不明。(金利部分の支払いがない場合、債権放棄と同じことになる。)
・元本の返済期間は5―10年になる見込み。
ドバイ・ワールドは今週、260億ドルに上る債務をめぐって海外の債権銀行とロンドンで協議した後、エミレーツ、アブダビ・コマーシャル銀行と協議するとことですが、金利部分の支払いが本件取り扱いのひとつの焦点となりそうですね。
ドル円、ロンパチ通過後一時90円22銭。地味な本日高値
2010年3月10日(水)17:58 written by 外為総研 植野
ロンドンの朝8:00を1ドル=90円前後で通過したドル円相場がその後上ヒゲを伸ばし、一時90円22銭を記録しました。大変控え目で地味な動きですが、これでも一応本日高値です。
特段、背景を探すほどの動きではありませんが、
(1)本日の衆議院内閣委員会での菅財務大臣発言の欧州勢による蒸し返し?
(2)武藤前日銀副総裁の「追加緩和なら量的緩和に踏み込むことになる」発言?
(3)ロンパチ通過後のクロス円のショートカバー???
・・・・などが背景ではないかと言われています。
要するに「今のところは、理由が良く分からない」ということのようです。
本日のような極端な材料難の日は、数十銭程度の値動きの背景は、あまり深く追求しない方が良いのかもしれませんね。
ポンドドル一時1.49割れ、週初来安値更新
2010年3月10日(水)17:14 written by 外為総研 植野
ポンド相場が軟調に推移しています。先ほど一時1.4883と、週初来安値を記録しました。
背景として指摘されているのは、
(1)欧州時間帯に新規参入してきた短期筋のポンド売り仕掛け
(2)16:45発表の仏鉱工業生産が予想より良かったことでユーロポンドでのユーロ買いポンド売り
(3)英系大手銀行による米銀買収の噂に喚起されたポンドドルでのポンド売り
(4)英国の財政赤字懸念や量的金融緩和追加観測の蒸し返し
などです。
同じ時間帯に、ポンド円も一時134円を割って133円87銭、ユーロポンドも0.91を超えて0.9101までポンド安が進み、ポンド全面安の様相を強めました。
相変わらず値動きの良いポンドですが、昨日も同じような時刻に同じようなパターンで売られており、最近のポンドはやや地合いが悪くなっていると言う印象です。
16日FOMC17日日銀:日米金融政策の対比でドル/円に動きも
2010年3月10日(水)16:16 written by 研究員 神田
10日付けのウォールストリート・ジャーナルは
米連邦準備理事会(FRB)、景気回復期を迎え政策金利を引き上げる際には
そのかなり前から市場に利上げのサインを送る必要性がある。
サインの示し方についてFRB内での議論が高まっている。
と報じています。
来週16日のFOMCで「長期間」の文言が修正される可能性は低そうですが、
前回ホーニグ氏の1票だけであった反対票が増える可能性はありそうで、
注目のFOMCとなりそうです。
また、FOMCの数時間後の17日昼ごろには日銀から金融政策の発表が行われます。
こちらは、対照的に追加緩和が焦点となっており、
日米の金融政策の対比から、16-17日のドル/円は大きく動く事も考えられます。
だからこそ、昨日今日とドル/円はあまり動かないのかもしれません。
外為の杜(第22号)のお題は「中国人民元とドル円」です
2010年3月10日(水)15:59 written by 外為総研 植野
さきほど、弊社ホームページ内に
外為の杜(もり)第22号「注目される中国の為替政策とドル/円相場」をアップしました。
中国の為替政策については、昨年11月下旬にも一度レポートにしましたが、その後の状況変化を踏まえて私個人の見解をまとめました。内容は・・・
(1)全人代開幕後、中国の為替政策に注目集まる
(2)中国経済回復、金融引き締め期待の萌芽が伸長
(3)今後、時の経過とともに人民元の高め誘導再開の可能性は逓増
(4)過去のドル円とドル人民元に有意な相関は存在しない
(5)唐突な元切り上げが実施されれば条件反射的な円高の可能性はあるが
(6)断続的な切り上げ継続、一気に大幅な切り上げ実施、はともに中国の国益に反する
(7)現在の管理フロート制を変更しなければドル人民元の許容変動幅は1日±0.5%まで
(8)ドル人民元相場観察の際の三段構えの判断基準
・・・といった内容になっています。
興味のある方はコチラからご高覧賜れば幸いです。
なお、上記のレポートの内容のうち、(8)を除いた部分のより簡略な動画解説をFXフォアキャスト「人民元切り上げ期待とドル円相場」でも行っています。先週水曜日に収録した7分30秒程度の動画です。
英ブラウン首相「英国は岐路に立たされている」
2010年3月10日(水)15:32 written by 研究員 神田
ブラウン英首相は10日、経済界の首脳らを前にスピーチを行う予定で、
このスピーチに先だってスピーチの抜粋を公表しました。
・「英国は岐路に立たされている」
・「前途にはなお大きなリスクが存在する」
昨日は欧州時間にフィッチのネガティブな見解を受けて大きく下落した
英ポンドは、いまのところ反応を見せていません。
むしろこの発言が伝わった後、対ドルや円では小幅に上昇しています。
後30分から1時間で参入してくる欧州勢がどう受け止めるか
ちょっと気になります。
今日はこの後18:30にイギリスの1月鉱工業生産が発表されます。
最近では、イギリスのネガティブ材料には敏感に反応する事が多いため、
予想を下回った場合は英ポンド売り再開となる可能性もありそうです。
豪ドル/円 豪・中のファンダメンタルズを確認
2010年3月10日(水)14:50 written by 研究員 ジェルベズ
2月25日に78.16円の安値を付けた豪ドル/円はその後堅調に推移していますが、今週に入って2月22日につけた直近高値82.78円を射程圏内に収めながらも、上値が重い状態で推移しています。ここを突破してさらに上値を伸ばすのか、それとも反落するのか、鍵を握りそうなのが11日午前に発表される豪2月雇用統計と中国の消費者物価指数など主要経済指標です。
豪州の雇用統計については、今回は新規雇用者数が1万5000人増、失業率は5.3%になるという予想が出ていますが、これが市場予想を上回る結果になれば4月の利上げ期待が一気に高まり、豪ドルが急激に上昇する可能性もあります。一方、中国の経済指標については「消費者物価指数が市場予想の+2.5%を超えるか」と言う点が注目です。中国は2010年のインフレ率を3%に抑制することを目標としており、ここをを超える結果が出れば「中国の追加引き締め観測」が台頭するとみています。そうなれば、中国の緩和的な政策を受けた中国経済の堅調さを手掛かりに買われてきた資源国通貨の豪ドルは、一旦は売られることもあり得ます。
この2つの経済イベントを経て、豪ドル/円が直近高値82.78円目前の上値の重さを払拭できれば、2009年11月の高値となった84.18円辺りまで上値余地が広がるんですが、これら経済指標が積極的な豪ドル買いにつながらない結果の場合は、一旦先週末の米雇用統計前の水準である80.00円前後まで下落することも考えられます。
明日早朝にはNZの政策金利発表などもありますし、オセアニア通貨市場から目が離せませんね
今晩から明朝の注目材料♪
2010年3月10日(水)14:36 written by 研究員 ジェルベズ
本日のドル/円市場は朝にやや値動きの荒さがみられたものの、概ね90.00円ちょうど前後で推移しています。この後の方向性の手掛かり材料を確認するために、経済指標発表予定を見ていきましょう。
3/10(水)
16:00 (独) 1月貿易収支
16:00 (独) 1月経常収支
16:00 (独) 2月消費者物価指数・確報
16:45 (仏) 1月鉱工業生産
16:45 (仏) 1月製造業生産指数
18:30☆(英) 1月鉱工業生産
18:30 (英) 1月製造業生産高
24:00 (米) 1月卸売在庫
28:00 (米) 2月月次財政収支
3/11(木)
05:00☆(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート
08:50 (日) 第4四半期GDP・二次速報
08:50 (日) 3/6までの対外及び対内証券売買契約等の状況
09:30☆(豪) 2月雇用統計
11:00☆(中) 2月消費者物価指数
今晩は発表される指標は多いものの、手掛かりとして弱そうなものが並んでいます。むしろ明朝のオセアニアや中国の経済イベントの方が注目度は高いです。明日午前の資源国通貨の動きには注意が必要になりそうです。
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
ドル円、ひねもす90円前後の攻防戦
2010年3月10日(水)14:24 written by 外為総研 植野
本日の東京市場のドル円相場はほぼ終日を90円前後の攻防戦に費やしていると言う印象ですね。早朝に一時商いの薄いところを狙ったまとまった売りがあって下に差し込みかけましたが、89円83銭まででした。
仲値通過後は、上は90円08銭、下は89円95銭の小さい値幅で一進一退。昼下がりに差し掛かって膠着感は一層強くなっています。
特段の材料もありませんし、このタイミングで敢えてやる気になれないのだと思います。
欧州勢力の参入を待ちたいと思います。
NZドル/米ドル、日足では上昇気配を示すものの
2010年3月10日(水)13:40 written by 研究員 川畑
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(上記NZドル/米ドルのチャート(左:日足、右:週足)は03/10の12:30現在。クリックすると拡大します。)
日本時間明日の午前5時、ニュージーランドではニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策金利発表が予定されています。市場では今回利上げを予想する者は皆無に等しく、年央からの利上げを予想する声が多いことから、政策金利発表後の声明文には注目したいところです。
NZドル/米ドルは日足チャート上(図左)では2/5安値(0.6806ドル)から反発し、上値を探る展開が続いています。20日移動平均(0.6977ドル)を越えて0.70台にしっかり乗せてきたため、0.71手前での攻防に足を取らるる可能性はあるものの、流れとしては0.7310ドル前後に位置する昨年10/21高値(0.7634ドル)からのレジスタンスラインへのトライが見込まれます。 ただ週足を見る限り、緩やかな下落トレンドが続いていることから、0.7310を超えるのは容易ではなさそうです。
反対に下値は0.6970ドル前後がポイントと見られます。 この付近には6日と12日、20日、そして200日移動平均が密集して束になっており、割れると流れが下向きに傾く可能性があるためです。その場合NZドル/米ドルはボリンジャーバンド下限(0.6877ドル)など2/25安値(0.6846ドル)が近い、0.68ドル半ばを目指す動きにつながる展開が予想されます。こちらも週足で見るとボリンジャーバンド下限(0.6825ドル)が近いため、この辺りの攻防の行方には注意したいところです。
○サポート
0.6970ドル前後(前述の移動平均が密集)
0.6846ドル(2/25安値)
0.6587ドル(昨年安値0.4891ドルから昨年高値0.7634ドルの38.2%戻し)
○レジスタンス
0.71ドル手前(60日移動平均(0.7096ドル)やボリンジャーバンド上限(0.7077ドル)が位置)
0.7134ドル(20週移動平均)
0.7310ドル前後(昨年10/21高値(0.7634ドル)からのレジスタンスライン)
ギリシャ、増税による歳入増はさほど見込めず
2010年3月10日(水)12:58 written by 外為総研 岡田
来週の欧州連合(EU)財務相会合で協議される報告の草案内容が明らかになりました。
・ギリシャが財政赤字削減に向けて設定した増税による税収入の伸びは、同国政府が予想しているほどの歳入増にはつながらない恐れがある。
・需要減退が税収入にもたらす影響を過小評価すべきではない
==
・パパンドレウ首相は、今年の対国内総生産(GDP)比での赤字を8.7%と前年の12.7%から縮小することを目指しています。ギリシャ議会は今月5日、財政赤字削減に向け、さらなる増税と歳出減を盛り込んだ追加措置を承認しました。
・本件報告草案は、48億ユーロ規模の追加措置は「2010年の予算目標を達成する上で十分な内容に思われる」と指摘しながら、付加価値税や燃料税引き上げによる税収入では政府が推定しているほどの歳入増は見込めないリスクがなお残ると述べています。
・ギリシャ財務省によると、付加価値税(VAT)の中心税率引き上げで13億ユーロの歳入増が見込まれているほか、ガソリンとディーゼル油の消費税率引き上げでは推定4億5000万ユーロの税収増が予想されています。
EU財務相の見方では、ギリシャが見込んでいる税収アップは甘い評価であるということのようです。
ギリシャとしては、これ以上の追加の増税または歳出削減を実行するとなると、頭の痛いところです。
中国貿易拡大も豪ドル上昇限定的
2010年3月10日(水)12:52 written by 研究員 神田
先ほど12時20分に発表された中国2月の貿易収支は、76.1億ドルの黒字となりました。
輸出額の前年比45.7%増、輸入額の44.7%増と貿易規模の拡大が続いています。
これを受けて、豪ドルはドルや円に対して小幅に上昇したものの、
朝方付けた高値は更新できず伸び悩んでいます。
景気に過熱間も出始めている中国では、
明日、注目の2月の消費者物価指数が発表予定で、+2.5%の伸びが予想されています。
インフレ圧力は、利上げ観測や人民元上昇容認観測につながりやすいだけに、
貿易統計の好結果だけでは、豪ドルを買い上がる動きとはなりにくいようです。
中国の消費者物価指数や、鉱工業生産などは明日午前11時に発表予定です。
昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/10/12:15)
2010年3月10日(水)12:24 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
朝の時点と比べ、豪ドル/円は82.50円より上の売り注文が、ポンド/円は134円より下の買い注文の厚みが増しているようです。
昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/10/12:15)
2010年3月10日(水)12:22 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円、ユーロ/円ともに、ほぼ状況は変わらずですね。
菅財務大臣の発言と来週の日銀金融政策決定会合
2010年3月10日(水)12:01 written by 外為総研 植野
衆議院内閣委員会に出席している菅直人・副総理兼財務・経済財政担当大臣の発言として、
・日銀と政府の政策協定を明示的に結ぶことがいいのかどうかは慎重に検討
・公の場で日銀総裁自らプラスゼロから2%の間を目指すことを方針として出している
・さらなる金融政策も一部で報道されている
などが伝わってきています。
特に新味はない内容なので相場への影響はほとんどありませんが、先週金曜日の主要紙の朝刊に日銀の追加金融緩和に関する観測記事が掲載されたこともあって、来週水曜日の日銀金融政策決定会合の結果はそれなりに注目されるかもしれませんね。
日銀による追加金融緩和策の内容等について、本邦の市場関係者は「半身の姿勢」で構えている人が多いように思いますが、外人コミュニティーでは、この手のネタにやたらアラートな人や、半ば確信犯的にアラートなふりをする人達もいるので、もしも「何もやらない」とか、「微妙に期待外れ」な結果になった場合は、失望の反応があるかもしれません。
米3月非農業部門雇用者数30万人増??
2010年3月10日(水)11:51 written by 研究員 神田
先週5日に2月の発表を終えたばかりの米雇用統計ですが、
はやくも3月の予想が聞こえてきました。
米大手投資銀行のエコノミストは、
「3月の雇用統計の非農業部門雇用者数は、天候の回復や国勢調査の影響を考慮すると、
30万人増を若干上回る水準が想定出来る」
と述べ、、さらに別のアナリストは
「同規模の雇用増が持続するとは考えていないが、3月は明らかに
(30万人増)程度まで伸びる可能性がある」
と述べたことが伝えられています。
昨日のNY市場での株高やドル/円、クロス円の持ち直しにも一役買っていたのかもしれませんね。
3月雇用統計は4月2日の発表です。
またフィッチ 今度はギリシャが標的?
2010年3月10日(水)11:45 written by 研究員 ジェルベズ
昨日から相場のかく乱要因となる材料を提供している格付け会社フィッチ・レーティングスですが、今朝の報道ではディレクターのクリストファー・プライス氏が以下のように語ったと報道されています。
・ギリシャは先月「説得力のある」予算を示しており、短期的には「たぶん大丈夫」
・むこう6カ月から9カ月の見通しは不透明
・フィッチはギリシャ政府よりはアイルランド政府を信用している
・ギリシャの世論は意外なことにギリシャ政府を支持しているが、水面下では不満の声もくすぶっている
・ギリシャ内閣内に不協和音が出始めている
これを受けて、報道では「ギリシャ政府は赤字削減計画を実行に移す保証はない」との書き方をしています。個人的には、「実行しようとするでしょうが、とん挫する可能性もある」くらいかなと思っています。もともとかなり厳しい内容でしたけど、ギリシャとしては信用を維持するために「実行に移し始める」のは必須事項なはずです。
それにしても、手掛かり材料になる経済指標などがほとんどないところを狙っていろいろ発言してくるフィッチの行動も、別の意味で気になりますね。
豪ドル/円、82円後半の攻略がポイントか
2010年3月10日(水)10:52 written by 研究員 川畑
(上記の豪ドル/円チャート(日足)は03/10の10:45現在。クリックすると拡大します。)
豪ドル/円は本日早朝のロウ豪準備銀行(RBA)副総裁の発言をきっかけに、82.46円まで上昇しました。しかし9時30分に発表された豪1月住宅ローンが予想外のマイナスで発表されたことを受け、豪ドルは発表直後82.13円まで下落しました。
チャート上ではこのまま82円後半を目の前にして頭打ちとなるようですとWトップ形成の可能性が意識されやすくなり、ネックラインの78.18円(2/25安値)やWトップの始点となる、76.16円(2/5安値)を試す可能性が出てきます。まずは本日81.90円(3/8安値)を割るようですと、Wトップを意識しつつ下値を試す動きが強まりそうです。
現状では大きなレンジでは76円から85もしくは86円、2月中旬以降で考えると概ね78円から83円でのレンジ相場が続いております。そのため78円か83円のどちらかを抜くまでの間、レンジ内でのもみ合いが続きそうです。
反対に上値は82.50円以上での滞空時間の短さが問題であり、2/22以降の82.50円台に乗せた時間はいずれも短く、引けまで82.50円より上の水準をキープしきれないことから、依然として上値は重いと見られます。そのため市場では82円半ばから上値の重さに加え、ボリンジャーバンド上限も2月後半より83.00円を挟んでの平行移動を続けており、盛り上がりに欠ける展開が続いています。
○レジスタンス
82.51円(3/8高値)
82.78円(2/22高値)
引値で83.12円(ボリンジャーバンド上限)
○サポート
81.90円(3/8安値)
引値で81.46円(6日移動平均)
引値で79.97円(200日移動平均)
豪ドル/円、1月住宅ローンの減少でやや下落
2010年3月10日(水)09:55 written by 研究員 川畑
豪ドル/円は本日早朝にロウ豪準備銀行(RBA)総裁補佐の発言を手掛かりに上昇し、9時前には82.46円の高値を記録しました。しかし先ほどの1月住宅ローンが予想外のマイナスとなったことを受けやや下落、発表後の9時40分過ぎには一時、82.20円をつける場面がありました。
09:30(豪)1月住宅ローン -7.9%(市場予想+2.0% 前回-5.1%(-5.5%から修正)
1月投資貸付 +0.9%(市場予想1.9% 前回+1.6%(+1.9%から修正)
テクニカル面では82円後半での頭の重さが確認された場合、チャート上ではWトップが意識されそうです。
ドル円、地味に90円台回復。背景は?
2010年3月10日(水)09:26 written by 外為総研 植野
ドル円相場が気持ち上昇気味で推移し、一時90円06銭と本日未明に記録した90円04銭の本日高値を控え目に更新しました。
(1)RBA総裁補佐発言に喚起された豪ドル円の上昇
(2)NZ財務相発言に喚起されたNZドル円の上昇
など、クロス円への連れ高観測に加え、日経平均株価が控え目ながら前日末比プラス圏で推移していることなどが背景に挙げられています。
昨日はロンドンとニューヨークで2度ほど90円台を回復した後、滞空時間短く押し返されています。「90円を超えてくると上値が重たい」という雰囲気を払しょくできるかどうかが注目されます。
朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/10/09:15)
2010年3月10日(水)09:25 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は82.50円より上では売り注文が厚く、ポンド/円は133.40円の買い注文が目立っております。
朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/10/09:15)
2010年3月10日(水)09:24 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円の売りが重たい印象です。朝は円売り優勢ですが、上値は限定的かもしれませんね。
ガイトナー米財務長官とパパンドレウ首相が会談
2010年3月10日(水)08:50 written by 外為総研 岡田
米財務省は9日、ガイトナー米財務長官はワシントンで、パパンドレウ首相、パパコンスタンティヌ財務相と会談した。
・世界的な金融規制やギリシャの財政危機の対応策について協議した。
・ギリシャの財政計画に加えて、欧州や米国の金融規制強化やデリバティブ(金融派生商品)の監督強化についても話し合われた。
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ギリシャの当局者が米国入りしたのは、金融規制強化のお願いであることが改めて分かります。(国際通貨基金に対する資金援助を求めてではない。)
NZドル、財務相発言で豪ドル高に追随・・・
2010年3月10日(水)08:40 written by 外為総研 植野
早朝のRBA総裁補佐発言で上昇した豪ドルに追随するような形で、先ほどからNZドルの上ヒゲも伸びています。対ドルは一時0.7040、対円は一時63円33銭を記録しました。
イングリッシュ財務相の発言として、
・国内銀行に対する企業向け貸出保証制度を4月末日で終了する
・同保証制度での支払い実績はなく、NZ政府は保証料で2.9億NZドルの手数料を得た
・同保証制度が4月末までに利用されることはないと予想
などが伝わって来たことが豪ドルに連れ高する際の支援材料になった模様です。
ちなみに、明朝5:00にはNZ中銀による政策金利の発表があります。すぐに利上げという感じにはなっていませんが、今朝の財務相発言は金融危機対応政策の巻き戻しを通じた広義の「出口戦略」の一環と看做されたようです。
明日9:30発表の豪州2月雇用統計と併せて、明日の朝はオセアニア・モーニングの様相を呈しそうな雰囲気になっています。
本日、ドル円のポイントは?
2010年3月10日(水)08:29 written by 外為総研 岡田
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(上記のドル/円チャート(日足)は03/10の08:00現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)
大きく見ると、88円から92円程度のレンジ相場の中で一進一退の動きになっています。
昨日(3/6)はクロス円の売りにより、ドル/円は90円を割りこんで89円台へと下落しましたが、下値も限定的な動きでした。
外人や投機筋は、円売りを見ている人が多いので、3月16日、17日の日銀金融政策決定会合の結果を見るまでは、ドル/円を売り進むという印象は持ちにくいのでしょう。
昨日まで2日間、ドル/円は下落して本日(3/10)が3日目になります。
昨日(3/9)の安値89.61円を割りこんで下落するようであれば、89.40円方向へ、もうしばらくのドル/円下落も見込めますが、そうでない場合には90.50円方向になってくるのでしょうか。
■上値ポイント
(1)91.89円:200日線
(2)91.43円:ラインC:93.78円(1/8高値)と92.14円(2/19高値)を結んだ上値抵抗線の本日の場所
(3)90.62円:60日線(横這い)
(4)90.40円:ラインB:84.79円(2009/11/27安値)と88.53円(2/4安値)を結んだ上値抵抗線の本日の場所
■下値のポイント
(1)89.98円:20日線(やや下落)
□なお、注目の時間足の指数移動平均に関してですが、
『60分足の20EMA』は89.95円です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』は89.87円になります。(08:20現在)
この2つの指数移動平均線をまたいで行ったり来たりの展開ですが、乖離する動きには注意したいと思います。
豪ドル、RBA総裁補佐の強気発言で上ヒゲを伸ばす
2010年3月10日(水)08:00 written by 外為総研 植野
早朝7時台の外為市場で豪ドル米ドルが上ヒゲを伸ばし、一時0.9155まで上昇する局面がありました。その後も0.9150界隈の水準をキープしています。豪ドル円も一時82円37銭まで上ヒゲが伸びましたが、同時刻にドル円がやや下落したことでクロス円は比較的冷静で、82円台キープで推移しています。
シドニーで発言中のロウ豪州中銀総裁補佐が
(1)豪州経済は過去数年の平均成長率を上回る
(2)インフレ抑止のために供給力拡大が必要
(3)豪州の労働市場はかなり強い
などと発言したことが材料視された模様です。明日の朝9:30に注目の豪州2月雇用統計の発表が控えていますので、特に(3)のコメントは一部市場参加者の心に刺さった感じです。
ドル円、材料難の中で気持ち円高気味の往来相場
2010年3月10日(水)07:15 written by 外為総研 植野
おはようございます。
昨日の海外市場でドル円相場は1ドル=89円60銭界隈から90円強の水準での往来相場となりました。時系列の動きを振り返ってみると・・・
(1)東京時間帯は概ね90円30銭台でのスタート。手掛かり材料に乏しい中、日本株の弱含みやクロス円の下落に連れて昼休み前に89円87銭まで値を落す。東京午後は1ドル=90円前後の狭いレンジで一進一退の攻防戦に終始する展開。
(2)欧州勢力参入後、一時90円09銭まで上昇するが、上値の重たさ意識される。格付け会社フィッチがポルトガル国債格下げの可能性や英仏スペインの財政状況への警戒感を示したことで、リスクオフムードが強まってクロス円が全面的に下落。本邦企業の3月末に向けたリパトリの思惑も重なり、ドル円も引きこまれて一時89円61銭と昨日安値を記録。
(3)ドル円、クロス円の売り一巡後はジリジリと値を戻す展開。ニューヨーク時間帯に入り、軟調に寄り付いた米国株が持ち直すとドル円、クロス円ともに上昇し日本時間未明に一時90円04銭を記録。引けにかけて米国株価が上げ幅圧縮に転じるとドル円、クロス円ともに上昇の勢いが殺がれ、89円90銭台で東京市場へバトンタッチ。
・・・という流れでした。
目立った経済指標の発表や要人発言などの手掛かり材料が非常に乏しい中で、国内外の株価やクロス円を睨みつつ、最近はやりのソブリンネタや需給トークも絡めて細かく立ちまわった印象が強い一日でした。
本日の予定ですが、経済指標関係は
・08:50 (日) 1月機械受注
・08:50 (日) 2月企業物価指数・速報
・16:00 (独) 1月貿易収支
・16:00 (独) 1月経常収支
・16:00 (独) 2月消費者物価指数・確報
・16:45 (仏) 1月鉱工業生産
・16:45 (仏) 1月製造業生産指数
・18:30 (英) 1月鉱工業生産
・18:30 (英) 1月製造業生産高
・24:00 (米) 1月卸売在庫
・28:00 (米) 2月月次財政収支
・・・となっています。敢えて言うならフランスと英国の鉱工業生産ぐらいがユーロ円やポンド円に影響するかどうかという程度で、あまりやる気が湧かないラインアップになっています。今朝の東京は昨日の同時刻よりも30-40銭程度円高の水準でのスタートになっていますが、基本的には昨日同様に株価やクロス円睨みの立ち回りを余儀なくされそうな雰囲気です。
今日も一日よろしくお願いします。




