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外為リアルタイムレビュー: 2010年3月 8日バックナンバー

2010年3月 8日バックナンバー

ボルカー氏:ユーロの存続を確信

2010年3月 8日(月)19:42 written by 外為総研 岡田

 
ポール・ボルカー氏(3月6日)

ユーロ圏にとって初めての重大な危機が比較的小さい国で起きたことは欧州当局にとって幸運だと語るとともに、ユーロが存続すると確信していると述べた。

・わたしはなおユーロを信じている

・欧州中央銀行(ECB)を後押しする統一した政府の欠如は「構造上の欠陥」だ。それが「恐らく幸運にも、対処不可能ではない資金調達問題を抱えたギリシャのような小さい国によって試されている」。

・ 財政赤字削減の追加策を先週発表したギリシャが4日に50億ユーロ(約6200億円)相当の10年物新規国債を起債できたことについては、「良い兆候だ」。

・非常に強力な措置と資金の確保が両方実現することは、ギリシャの問題解決に加え、他のユーロ諸国に悪影響が波及することを阻止することに寄与する模様だ。

==

最近、米国筋から、欧州やユーロを支援する言い方が目立ちますね。
「標的にしているわけではない」と言いたいのでしょうか?

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欧州時間のドル/円は小幅に安値更新

2010年3月 8日(月)19:11 written by 研究員 神田

先ほど19:00過ぎにドル円は90.15円の本日安値を小幅に更新しました。
欧州株が0.1%ほどマイナスで推移していることや、
時間外のNYダウ先物が一時の29ドル高から上げ幅を縮小したことなどから
クロス円、ドル円とも小幅に下落しています。

株の下落を受けてというより、ポジション調整による売りに押されて
という感じが強いようです。

今日は、この後のNY時間も材料不足から、同意に乏しい展開が
予想され、頼みはNY株の動向くらいです。

NY株がオープンする23:30(日本時間)が待ち遠しいですね

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アイスランド問題:決着時期の見方が交錯

2010年3月 8日(月)18:55 written by 研究員 ジェルベズ

アイスランドの国民投票で英・蘭預金者のお金を返済する法案が否決されてしまいました。アイスランド政府はさっそく返済関連の条件変更のために英・蘭政府と交渉に入ることは今朝お伝えしたとおりですが、この件がいつ頃決着をみるか、様々なシナリオが報じられています。

キーワードは「英・蘭の選挙」。

英国では6月3日までに選挙を行わなければならず、5月6日になるのでは、という観測が強まっています。また、オランダでは6月9日に選挙が予定されています。選挙が近付けば、当然両国は国内問題に集中するため、アイスランドは蚊帳の外に置かれることになります。

IMFはアイスランドに対して約45億ドルの金融支援を約束していますが、この支援は一部が実行されたのみで残りはこの「預金返済問題の行方を見定めてから」とストップしています。EU加盟やユーロ導入によって信用補完することが急務になっているアイスランドにとって、このIMFからの支援はとても重要です。つまり、この預金返済問題は出来うるかぎり早く片付けたい仕事です。

もし、この両国の選挙前に決着がつかなければ、両国の選挙後に政府が落ち着くのを待たなければ、交渉を再開できません。格付け会社ムーディーズのアナリストは、「2011年までこの問題は長引く可能性がある」、同フィッチは「アイスランド債『Baa3』という格づけをジャンク債に格下げされる可能性も」としています。


長期間かかっても決着がつけばよいですが、交渉が決裂してしまうと、今以上に国内が大混乱に陥るとの見方が強いです。もともとの売りであったエネルギーやアルミニウム事業などへの海外からの投資も滞り、再び漁業への依存度が高まることは、アイスランドとしては何とも避けたいところでしょう。また、2011年末の国債償還も重くのしかかる問題となっています。


取りあえずは、同国と英・蘭政府の交渉がどのように進むか、注意深くみていく必要がありますね。ここ2・3週間が勝負になりそうです。

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米ダウ平均株価、10,700ドルの壁を突破できるか

2010年3月 8日(月)18:38 written by 研究員 川畑

WS000305_DJI.JPG(上記の米ダウ平均株価のチャート(日足)は03/05の引け後。データはブルームバーグを基に外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します。)

先週の2月米雇用統計が予想されたほど悪くはなかったことで、5日のダウ平均は1/21以来となる10,500ドルを突破して引けました。 はたして今週はどこを目指しているのか、チャート上で見て見たいと思います。

まず上値は直近の高値である10,438.55ドル(2/19高値)を越え、ボリンジャーバンド上限が順調に上昇していることから、今のところ上値を試す展開が続いていると見られます。 なおバンド上限が10,624.43ドルのため、ここを超えると次はチャネルの中間地点(10,880ドル付近)が意識されますが、その手前10.729.89ドル(1/19高値)や10,789.29ドル(2/5安値からのN計算値)など10,800ドル手前がポイントとなっており、ここでの攻防の行方には注目したいところです。

そして下値は10,400ドル付近(6日移動平均と12日移動平均が近い)を割り込むと、チャネル下限(10,120ドル付近)を試す動きが予想されます。200日移動平均(9,670.37ドル)はかなり下にあるものの、このサポートラインは昨年3/6安値(6,469.95ドル)を起点としており、仮に割った場合は約1年続いた上昇トレンドが終了となる可能性があるため、要注意のラインと見られます。

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/08/18:15)

2010年3月 8日(月)18:28 written by 研究員 川畑

WS000307.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

昼と比べ共に相場は小動きのため、板に大きな変化は見られません。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/08/18:15)

2010年3月 8日(月)18:25 written by 研究員 神田

WS001000.JPG

(株)外為どっとコム提供

ドル/円の90円ちょうどには買いも厚く、ストップの売りもそこそこ、
ただ問題は、材料不足で動意に乏しいというところです

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ドル円、90円20銭割れ。とても地味に本日安値更新・・・

2010年3月 8日(月)17:57 written by 外為総研 植野

欧州勢力の稼働率が上がってくるこの時間帯になって、ドル円相場がジリジリと値を下げてきています。
先ほど一時90円18銭と非常に地味な本日安値を更新しました。

今のところ、特段の理由らしきものは伝わってきていませんし、また敢えて犯人探しをするほどの値動きには発展していません。

本日の米国では経済指標の発表も予定されておらず、要人発言等のイベントもこれと言って注目されているものもありませんので、動けと言うのが無茶という雰囲気です。

ただ逆に言うと、そういう環境で出現するベクトルの方が「材料によるノイズ」が混じらないので、むしろ地合いを表し易いという意見もあります。そうだとすると、今晩これからの海外市場の相場展開は意外に注目なのかもしれませんが、見るのに根気が必要そうですね。

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最近の豪ドル/NZドルを振り返る

2010年3月 8日(月)17:33 written by 研究員 川畑

 WS000303.JPG   WS000304.JPG
(上記の豪ドル/米ドルのチャート(左:日足、右:月足)は03/08の16:00現在。データはブルームバーグより外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します。)

先週はオーストラリアとニュージーランド間の景況格差により、豪ドル/NZドルが10年ぶり高値(=豪ドル高、NZドル安)を記録しました。 ではここからどうなるのか、チャートで見てみたいと思います。

まず日足から見ますと10/6安値からはN波動を描いており、今回はその目標値(1.3234NZドル)近くの1.3126NZドルを高値に反落しております。 

なお日柄面で見た場合、
(1)N波動の日柄(最初が43営業日、次が46営業日)からみて、3営業日のずれだと誤差の範囲内か
(2)昨年4/30高値から10/6安値に要した日数(114営業日)と10/6安値から3/4高値に要した日数(108営業日)が近い
といった特徴が挙げられ、目先の上値トライは一旦落ち着くことが見込まれます。なおその場合の下値目処は1.2800NZドル付近(1985年3月の高値からのレジスタンスライン)や1.2606(12/3高値から12/31安値の値幅を3/4高値なら下に引いたもの)などが挙げられます。

しかし長期的視点で見た場合は前述の1.2800NZドル付近を抜いてきたことから、そのラインが生きている間は1.3643NZドル(2000年高値)が視野に入ってくるかと見られます。

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ロンパチ通過は1ドル=90円35-38銭界隈、気持ち円高・・・

2010年3月 8日(月)17:09 written by 外為総研 植野

先ほど、ドル円相場がロンドンの朝8時を90円35銭から38銭界隈で通過しました。

東京の昼下がりは概ね90円40銭界隈でじっとしていた感じですが、ロンパチ通過後のドル円相場は現在90銭20銭台まで小幅下落してきました。

その前があまりにも動かなかったので、20銭程度の動きでもそれなりに感じますが、基本的には今朝から続く90円台キープの範疇から大きく逸脱するイメージの動きではありません。

今朝の材料一覧を見たときにある程度想定された動きではありますが、本日のドル円相場に骨太の方向感を期待するのは難しいのかもしれません。

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ユーロドル、一時1.37台回復も、滞空時間は約2分・・・

2010年3月 8日(月)17:01 written by 外為総研 植野

ユーロドル相場が上昇し、先ほど一時1.3703ドルと、先週木曜日のお昼間以来、久しぶりに1.3700台を回復しましたが、滞空時間は16:46-16:47の約2分以内でした。

上下動ともに、特段の材料はありませんが、2月中旬以降確認された1.37台での上値の重さを確認したような相場の動きになっています。

20:00発表予定のドイツの1月鉱工業生産に期待しましょう。

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ドバイ・ワールドは、早ければ今週に債務再編案を提示

2010年3月 8日(月)16:49 written by 外為総研 岡田

ドバイの政府系持ち株会社ドバイ・ワールドは、早ければ今週にも債権者に対し、債務再編計画を提示する見通しと一部報道が伝えた。
ただ、ドバイ・ワールド傘下の不動産開発会社ナヒールの資産評価が難航しており、最終的な提案は遅れている模様である。

 銀行筋の1人によると、再編案には資本調達の計画や、アブダビ政府からの土壇場の支援を受けて実施したナヒールのイスラム債償還などの予想外の要素は含まれていない。
 
 ナヒール資産の評価額や、ドバイおよびアブダビ政府による金融支援の規模によって、債権者が受け入れる債務カットの規模が決まる見通しで、ナヒール資産の評価が再編計画の最大の障害になっているとのことである
 
===

債務減免絡みの話で、どのようなびっくりする話を持ってくるか、というところだと思います。

かつて打診的に提示された案はこちらの方になります。

 

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米雇用統計後の方向感を探る:ユーロ/ドル

2010年3月 8日(月)16:44 written by 研究員 神田

5日に発表された米2月雇用統計が予想ほど悪化しなかったことで、
結果的にユーロ/ドルは上昇しましたが、これまでのパターンであれば
米国の雇用環境の改善はドル買いにつながる事が多く、
ユーロ/ドルでは下落要因とされてきただけに、やや意外感のある動きでした。

米雇用統計を受けて株価が上昇したことで、投資家のリスク許容度が拡大し、
ドル売りにつながったとの解説も聞かれますが、どこか腑に落ちない部分もあります・・・
米雇用統計が「改善」ではなく、「予想ほど悪化しなかった」事が
米国の低金利政策の長期化観測につながったとも考えられますが、
米国債利回りは雇用統計発表後に上昇していることを考えると、整合性を欠いてしまいます。

今後もこうした動き、すなわち、米国の経済指標の好結果をドル売り材料とするパターンが
定着するのかどうかを見きわめる必要がありそうです。
ただ、今週は、米国の経済指標は11日の3/7までの週の新規失業保険申請件数、
12日の2月小売売上高あたりまで目ぼしい物はなく、
この見きわめには時間がかかりそうですね。
材料不足も手伝って、目先のユーロ/ドル相場は方向感を欠いた動きが予想されます
今後の方向性確認のためにも、一旦は様子見が望ましいのかも知れません。

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ドル/円の午後のレンジは9銭・・・

2010年3月 8日(月)15:18 written by 研究員 ジェルベズ

表題の通り、ドル/円は午後3時23分現在で午後のレンジは90.35-90.44(bid)と、何と9銭になっています。材料難なのが原因ですが、本当に動かないですね・・・・。

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今晩の注目材料は?

2010年3月 8日(月)14:52 written by 研究員 ジェルベズ

東京市場のドル/円は小動きが続いています。今後、値動きに幅は出てくるのか、手掛かり材料を確認していきましょう。

3/8(月)
17:15  (スイス) 1月実質小売売上高 
20:00☆(独) 1月鉱工業生産
22:15  (加) 2月住宅着工件数

本日は手掛かり材料は乏しいですね…特に米国では何も材料視されそうな物はありません。基本的に先週までに出そろった材料を落ち着いて吟味し、じっくり方向感を模索するような展開になりそうです。


♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

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ドル円、クロス円、アイドリング・モードへ

2010年3月 8日(月)13:17 written by 外為総研 植野

昼下がりの東京為替市場でドル円、クロス円ともに徐々に膠着感が強まっています。

本日午前中は、日経平均株価の大幅高にも勇気づけられて、先週末の米国雇用統計に促された円全面安の水準を更新する「天井探し」の動きがありましたが、ドル円は90円68銭、ユーロ円は123円78銭、豪ドル円は82円47銭までやって、取敢えず落ち着いたようです。

寄り付き直後にロケットスタートを見せた日本株も後場は比較的落ち着いて、前日比+180円高ぐらいの水準で一進一退の雰囲気になってきました。

ロンドン勢力の参入が始まる時間帯までは、恐らくこんな状態が続く可能性が高そうです。

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スペインで新たな問題が

2010年3月 8日(月)12:44 written by 外為総研 岡田


<スペインの銀行の問題>
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)3月5日
・スペインの銀行大手、サンタンデール銀行とバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)は、国内不動産市場のバブル崩壊で不良債権の引当金取り崩しを余儀なくされており、厳しい試練に直面している、とのアナリストの見方

<スペインの債務の問題>
欧州中央銀行(ECB)のゴンサレスパラモ専務理事の発言(3月5日)

・スペイン政府の財政赤字削減計画について、同政府はさらに詳細な内容を示すべき。
・家計や企業の期待を安定させ、市場に明確なメッセージを伝えるためには、できるかぎり早い段階で対策の具体的な内容を明示することが非常に重要だ。

・スペイン政府は、増税や歳出削減などの緊縮措置を通じて、2013年までに財政赤字を対国内総生産(GDP)比3%以下に削減する方針を示している。  
与党社会労働党は、公務員の雇用凍結や全般的な歳出削減によって約500億ユーロを節減できるとしているが、詳細には言及していない。
 
==
スペインも不良債権など様々な問題を抱えていますが、これまではあまり表面化してきませんでした。

ギリシャと比較すると大きな国なので、問題が起こってすぐに何かあるということではないとは思いますが、
これからの進展に気をつけてみたいと思います。
 
 

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/08/12:15)

2010年3月 8日(月)12:30 written by 研究員 川畑

WS000302_1200.JPG
 
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は82.50円より上の売りオーダーと82.00円の売りストップが目立ちます。ポンド/円は朝と比べ136円台の買い、売りストップともに厚みを増しております。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/08/12:15)

2010年3月 8日(月)12:26 written by 研究員 ジェルベズ

WS001224.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は90.50と90.55にストップの買いが急成長しています・・・。

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カナダ/円 88.41を超えると・・・

2010年3月 8日(月)11:49 written by 研究員 ジェルベズ

WS001221.JPG

カナダ/円の日足チャートです。グレーの横線は1/8高値(90.59円)と2/4安値(82.33円)を基準に取ったフィボナッチカウンターです。


カナダ/円は今朝時点では88.00円前後で推移しています。2/22の高値88.41円はほぼ射程圏内です。本日中にリスク許容度が高まる局面があれば、この水準はあっさり到達するとみられます。

ただ、足元の水準はフィボナッチカウンターでみると2/3戻しを超えた辺り。2月下旬のときはこの水準から上伸力が低下し、反落しました。仮に今回の上昇で88.41円を突破したとしても、上ヒゲを引っ張るような形で引ければ、再反落することも十分考えられます。

一方、今後に上昇に拍車がかかり、89.00円を突破するならば、今度は1/8高値90.59円を試すような展開になるとみます。

 

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8日午前のマーケットはリスク・オンのドル売り?

2010年3月 8日(月)11:12 written by 研究員 神田

アジア各国の株式市場は
日経平均が1.76%高、ハンセン(香港)指数が1.5%高
上海総合株価指数は0.25%高と堅調に推移していますが、
リスク・オンの動きによる一段のクロス円上昇にはつながらず、
ドルストレート通貨でのドル売りが優勢となっています。

特にユーロ/ドルは1.3686ドルまで上値を伸ばし、東京寄付きの1.3630ドルを
50ポイント強上回る展開となっています。
また、豪ドル/米ドルも0.9107ドルまで上伸しています。

欧米勢不在の月曜午前の相場から判断するのは早計ではありますが、
先週末米雇用統計を受けて、ドル売りが強まるあたりは、
リスク・オンモードの強まりというよりは、リスク・オフの動き後退という感じに見えます。

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ギリシャ首相が欧州の首脳と会談

2010年3月 8日(月)10:55 written by 外為総研 岡田

ギリシャのパパンドレウ首相は3月5日にユンケル・ユーログループ議長、メルケル独首相、3月7日にサルコジ仏大統領と会談しました。
それぞれの会談後の記者会見の内容は以下のとおりです。

●ユーログループのユンケル議長(3月5日)
・ユーロ圏には問題に直面した国を支援する手段があり、必要に応じてそうした手段を用いるが、将来に向けてさらに枠組みを整備する必要がある。
・ギリシャ財政問題のごとき問題に取り組むためユーロ圏に共通の財務省または債務管理庁を設置するというベルギーのルテルム首相の提案は、現在の危機についてではなく、将来的な話となるだろう。

●ドイツのメルケル首相(3月5日)
・ユーロ圏の安定性は現時点でギリシャの債務危機によるリスクにさらされておらず、ギリシャへの直接支援は必要ではない。
・ギリシャは緊縮財政措置を迅速に実施すべき。
・ギリシャは金融支援を要請していない。ユーロ圏は現時点で安定している。そのため(支援は)問題となっていない。
・今後10年で発生するシナリオをすべて予見することはできない。しかし、現在と同様、将来においても問題化しないことを確実にするため尽力しており、私はこれに関し楽観的だ。
・パパンドレウ首相は、ユーロ圏諸国に対し、ギリシャの赤字削減目標達成に対する信頼を表明するよう訴えてきたが、直接支援は求めていない。
・追加措置はギリシャの信頼性と決意を示している。国際社会が待ち望んでいたものだ。
・欧州は市場の投機制限に向け米国と取り組むべき。

●フランスのサルコジ大統領(3月7日)
・ユーロ圏諸国はギリシャが財政問題を克服するのを支援する。
・問題を助長しているとギリシャが指摘する投機についても、取り締まりを行う。
・ギリシャが孤立しないよう、関係国は必要な措置をとる
・ラガルド仏経済財務雇用相が、ユーロ圏や欧州の財務相と協力し、ギリシャ支援が必要となった場合の具体的な内容について検討中だ。

●ギリシャのパパンドレウ首相(3月7日)
・借り入れ問題への対処が具体化してきた。
・ギリシャの財政問題から利益を得ようとする投機筋を取り締まる措置が近く発表される。
・(クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の悪用が同国の債務コストを押し上げたが、)仏独とユーログループはこの問題で行動する用意がある。

===

ユーログループも、独仏首脳も、ギリシャの財政赤削減に取り組む姿勢をまずは評価した、ということになります。
あとはギリシャの行動とその進捗が問題になるところです。

それと同時にCDSに対する投機的な動きは取り締まるという意志を感じます。


 

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一目均衡表から見た豪ドル/円

2010年3月 8日(月)10:55 written by 研究員 川畑

WS000299.JPG(上記の豪ドル/円チャート(日足)は03/08の10:45現在。クリックすると拡大します。)

週明けの豪ドル/円を一目均衡表で見てみますと、少々強引な気がしますが遅行線が実体部を上抜きました。そのため下値不安は遠のいたと見られますが、実体部が雲の上限に引っ掛かった動きをしているのが気になります。仮に相場が横ばいを続けたとしましても、あと6営業日ほど後になりますと、実線のローソク足は雲を抜ける可能性が出てくるものの、反対に遅行線が雲の中に突入してしまう可能性があるなど、何とも悩ましい展開となるかもしれません。

まず上値は引値で雲の上限を突破することかと見られます。仮に抜ければあとは遅行スパンと雲の位置の問題になるとみられ、82.78円(2/22高値)よりも84.80円(2/5安値からのN計算値)を視野にした動きが予想されます。

反対に下値は雲の下限(81.35円)や5日大陽線の実体部38.2%戻し(81.24円)など81円前半を分岐点に見たいと思います。

○サポート
81.30円付近(前述の雲の下限や5日大陽線の38.2%戻しが近い)
80.80円(3/2高値)

○レジスタンス
82.78円(2/22高値)
81.18円(昨年11/12高値)
84.80円(2/5安値からのN計算値)

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仲値通過は1ドル=90円40銭前後・・・

2010年3月 8日(月)09:56 written by 外為総研 植野

先ほど、ドル円相場が1ドル=90円40銭前後で仲値を通過しました。ユーロ円は1ユーロ=123円50銭前後の仲値通過になっていますす。

週明け東京の円相場は、日本株寄り付き前後に小規模な円全面安になって、ドル円が一時90円68銭、ユーロ円が同123円70銭、豪ドル円が同82円47銭、ポンド円が137円38銭を記録するなど、軒並み先週末高値を更新した後に利食いに押されつつも円安水準キープのイメージです。

週末に発表された米国雇用統計では、依然として前月比で▲3.6万人の雇用減少が続いていましたが、その後の株価やクロス円の反応を見る限り、市場の解釈は「大雪があったのにこの数字は悪くない」という方向に傾いている感じですね。

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3/5発表のIMMポジション

2010年3月 8日(月)09:55 written by 研究員 川畑

WS000295_cftc.JPG(上記チャートの為替データは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)

3/5に米国商品先物取引委員会(CFTC)から発表されました、国際通貨先物市場(IMM)のポジションが発表されました。 火曜日に集計して金曜に出す形式のため、円ロングが大きく増加しております。チャート上では2月に円ショートから円ロングに切り替わった時のドル/円レートは推定で90円と見られるため、次回発表分では円ロングから一気に円ショートに傾く可能性もあります。

その他ポンドがロイターが伝えたところでは、少なくとも1999年1月以来のポンドショートとのことです。あとはオセアニアでは豪ドル/NZドル安が進んでいることがIMMポジションにおいても確認でき、豪ドルは前週比でロング増加で買い進まれ、NZドルはロングが減少しております。

3/5発表されたIMポジションは以下の通りです。

通貨枚数前週比
32552枚ロング30835枚増
ユーロ66770枚ショート4853枚減
ポンド67549枚ショート4665枚増
スイスフラン6310枚ショート2509枚減
カナダドル38289枚ロング9868枚増
豪ドル48761枚ロング9769枚増
ニュージーランドドル5112枚ロング1280枚減

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本日、ドル円のポイントは?

2010年3月 8日(月)09:19 written by 外為総研 岡田

20100308YEN0905.jpg

(上記のドル/円チャート(日足)は03/08の09:05現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)
 

2月25日に89.70円で三角もちあいを下抜けしてから、そこからまた上の方に持っていかれました。
 

大きく見ると、88円から92円程度のレンジ相場の中で一進一退の動きになっています。
買い方がちょっと無理やりっぽい感じもありますので、この相場が91円を目指す相場であるのなら、みんなの相場感が迷っているうちに早くうまく持ち上げないといけないのではないかと思います。
しかし、またもしここで上値に向けて買い過ぎると、また90円割れに向けて落ちていくような動きになるのだと思われます。

目先は底堅そうですが、本日90円割れて戻らないと、また元の88-90円レンジに戻るのではないでしょうか。

■上値ポイント
(1)91.95円:200日線
(2)91.54円:ラインC:93.78円(1/8高値)と92.14円(2/19高値)を結んだ上値抵抗線の本日の場所
(3)90.60円:60日線(やや上昇)


■下値のポイント
(1)89.98円:20日線(やや上昇)
(2)90.24円:ラインB:84.79(2009/11/27安値)と88.53(2/4安値)を結んだ下値支持線の本日の場所

□なお、注目の時間足の指数移動平均に関してですが、

『60分足の20EMA』は90.04円です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』の上値抵抗は89.38円になります。(09:10現在)
 

『60分足の20EMA』が下値支持する形になっていますので、その地点での押し目買いを一度は検討することになります。

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ドル円一時90円67銭と週末高値を更新・・・

2010年3月 8日(月)09:18 written by 外為総研 植野

注目の日本株の寄り付きは、前日比169円16銭高の10538円12銭でした。その後も上値を伸ばし、一時は前日比200円近く高い10567円25銭まで上ヒゲを伸ばしています。

一方のドル円相場は、日本株の寄り付き前に一時90円67銭まで上昇し、前週末の高値90円58銭を更新した後利食い優勢となって90円40銭台まで押し返されていますが、概ね90円台半ばを今のところキープしています。

ひとまず無難な東京相場の動き出しです。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/08/09:00)

2010年3月 8日(月)09:15 written by 研究員 川畑

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は82.50円より上の売りオーダーが厚く、ポンド/円は前週末と比べ本日はすでに1円近く動いているためか板は薄くなっております。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/08/09:00)

2010年3月 8日(月)09:12 written by 研究員 ジェルベズ

WS001220.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円はやはり90円台後半では売りがあつそうですね。

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アイスランド国民投票は「否決」→今後は?

2010年3月 8日(月)08:20 written by 研究員 ジェルベズ

3月6日に予定通り行われた英蘭預金者への「預金返済法案」(経緯はこちらから)の国民投票ですが、反対票が93%前後にも上る圧倒的多数にのぼり、否決が確実となりました。これを受けて、アイスランド政府は今週中にも英・蘭両国の政府と預金の返済条件緩和などを求める交渉に入るようです。

ただ、英・蘭両国との交渉はこれまでも何度も行い、そのたびに難航してきました。

英・蘭両政府にしてみれば「何回交渉すればいいわけ?」となりますし、また、「アイスセーブ預金」の被害者に対して英・蘭両国は交渉に先んじてお金(約50億ドル)を弁済しています。この約50億ドルはいわば立て替え。アイスランドからこの資金を回収できなければ、足元で行われている国際通貨基金(IMF)を通したアイスランド支援をやめることだってあり得ます。

一方、アイスランド側からすれば、50億ドルはGDPの約4割に当たるうえ、その50億ドルに年5.55%の利息をつけられていることが「小国いじめ」とうつっているようです。


ただ、このままアイスランドと英・蘭政府の交渉が合意にまで至らなければ国際的な信用はさらに落ち、現政府の公約だったEU加盟・ユーロ導入はさらに険しい道となりそうです。ちなみに、アイスランドが英・蘭政府と交渉するのは金利の面と言われていますが、たとえ金利引き下げに成功したとしても、再び大統領のハンコ拒否ならば実行できないわけですし・・・アイスランド政府の困難な旅路はまだまだ続きそうですね。

また続報があればお伝えします

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今週の日経平均、バンド上限での攻防か

2010年3月 8日(月)08:03 written by 研究員 川畑

WS000295_N225.JPG(日経平均日足は3/5大引け後。クリックすると拡大します。)

先週末は米ダウ平均株価が10,500ドルを越え、1月20日以来となる高値を記録して引けており、週明けの日経平均にとっては追い風となりそうです。

チャート上ではボリンジャーバンド上限(10,446.65円)や2/22高値(10,449.75円)が近い10,450円付近での攻防に注目したいと思います。ただバンド幅に広がりが感じられないため、引値がバンド幅を上回り、バンドを引っ張るような動きにならないと、いくら三角保合上抜けが期待されているとはいえ、レンジ抜けは少々厳しいかもしれません。 あとは60日線(10,357.13円)で頭が押さえられているのも気掛かりです。それでも保合を上抜けた場合、流れは11,000円リトライに傾くと見られます。

下値は保合下限が位置する10,150円処と、その前にある10,300円レベルでしょうか。後者は2/24に割り込んで以降、一度もヒゲでも回復していないレベルであり、そこをあっさり突破したことを考慮しますと、一旦は戻りの目途として機能しそうな気配です。

最後に週足で見た11,000トライのシナリオを想像していましたが、できれば今週と来週あたりで10,450円前後で頭を押さえられ、それから越えた方が形としてはきれいな気がします。

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ユーロは米雇用統計で売られ、ギリシャで買戻される展開・・・

2010年3月 8日(月)07:34 written by 外為総研 植野

先週末の「米国雇用統計ナイト」でのユーロドル相場の動きは、大変興味深いものがありました。

(1)日本時間の22:30に市場予想ほど悪くなかった米2月雇用統計が発表された直後は、ユーロドルは指標発表直前の1.3575界隈から一時1.3529まで売られるという反応を示しました。ほぼ同じ時間帯に、豪ドル米ドルやドルカナダなどの資源国通貨のストレートドルは資源買いのドル売りになっていたのとは非常に対照的でした。1.3530界隈からはさすがにショートカバーも入って買い戻されましたが、雇用統計発表から100分間ぐらい、ユーロドル相場は発表前水準よりも低いレベルで推移していました。

(2)一方、日本時間零時前後からユーロドル相場は急速に値を戻して1.36台を回復し、25:30頃には一時1.3629まで逆に上昇しましたが、基本的な背景は、「米国景気回復期待に促されたリスクオンのユーロ買い」というよりは、複数の欧州高官や関係者から伝わって来た「ギリシャ救済の非常時対策」への期待という色彩が強かったようです。

これまで繰り返し指摘してきたことですが、最近のユーロドル相場は、南欧のソブリン問題という複合通貨に固有の信用不安を抱え込んでしまった分、いわゆる「市場参加者のリスク許容度」の伸縮に対する反応が昔ほど素直でなくなってきている感じがします。

ギリシャ問題の解消までの道のりは、今後も紆余曲折が予想され、ユーロドル相場の価格形成をかく乱するノイズの役割を果たすと考えられます。

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ドル円は1ドル=90円40銭台で始動。本日の注目点は・・・

2010年3月 8日(月)07:05 written by 外為総研 植野

おはようございます。

週明けの東京市場のドル円相場は、1ドル=90円40銭台でのスタートとなりました。先週末の米国雇用統計の結果が、市場予想ほど悪くなかったことを受けて、ドル円相場は指標発表直前の89円40銭界隈から一時90円58銭まで急騰しました。先週末に記録した最高到達点より若干押し返されてはいますが、90円台半ばの水準を概ねキープする形での動き出しです。

本日東京時間帯に発表が予定されている経済指標は、8:50に日本のマネーサプライと国際収支、14:00に同じく日本の景気ウォッチャー調査などです。欧米時間帯ではスイスの雇用統計、ドイツの鉱工業生産、カナダの住宅着工などです。

米国の雇用統計に促された強烈な相場変動を経験した直後ということもあって、本日予定されている各種材料はかなり小粒の感が否めません。特に東京の時間帯は材料の砂漠地帯になりそうですので、あえて注目すべきポイントを挙げるとすれば・・・・

(1)週末のNY市場の動きを受けた日本株の動き出し

・・・・ぐらいでしょうか。

雇用統計発表後に生じた円全面安の結果、週明け東京市場の為替市場ではドル円、クロス円ともにかなり持ち上げられた水準からの動き出していますので、日本株寄り付きから仲値前後の動き出しで、利食い売りが優勢になるのか、リスク・オン型の上値試しの展開になるのかが注目されます。

今日も一日よろしくお願いします。

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