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2010年3月 1日バックナンバー
日経平均は方向感そう失気味
2010年3月 1日(月)19:20 written by 研究員 川畑
(上記の日経平均チャート(日足)は03/01の引け後。クリックすると拡大します。)
日経平均は昨年5/7に9,000円に乗せてから、引値では一度も9,000円を割らずに推移しております。5/17以降3回(5/18はざら場で割れたものの、7/13と11/27はざら場でも割れなかった)9,000円割れを試す場面が出ましたが、その都度9,000円はサポートと機能しており、相場は反発しております。 そのため今後も心理的抵抗として意識されそうです。
現在のポイントとして、相場に方向感があるのかどうか、ではないでしょうか。 移動平均も短期のみならず長期までもが実体部の真上に位置しており、そのためボリンジャーバンドも上下幅が平行な状態が何カ月も続いているため、明確な方向感はなさそうである。
まず上値のポイントは11,000円手前にて2回(うち1回は1/4高値の10,982.10円)上値を押さえられていることから、越えればそれ相応の上昇が予想されます。 その場合、ざっとレンジ倍返しと見て13,000円、11/27安値9,076.41円からのN計算値を取ると11,773.08円などが目標として浮上しそうです。 もっともその前に、現在のボリンジャーバンド幅(上:10,493.10円、下:9,856.85円)が近い、2/22高値(10,449.75円)もしくは2/9安値(9,867.39円)のどちらかを抜ける必要がありそうです。
もう少し短期的な視点では、2/9安値からのサポートラインが現状ではレジスタンスラインに変化(10,340円処)しており、ここを抜けてゆけるかにまずは注目したいところです。下値は2/17に上昇して以降、サポートとして機能している10,000円の大台での攻防の行方かと見られ、割るとボリンジャーバンド下限や2/9安値を目指す展開が予想されます。
そのためしばらくは、日経平均が主体となって世界の相場を動かすというシナリオは期待しづらく、主要国の株式・商品市場の動きや、リスク許容度に左右されそうです。
夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:03/01/18:15)
2010年3月 1日(月)18:24 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
ドル/円は昼の時点と比べ、89円前半での買い意欲が強まっている様子です。ユーロ/円は122.00円の売りが厚みを帯びております。
夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/01/18:15)
2010年3月 1日(月)18:22 written by 研究員 神田
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(株)外為どっとコム提供
豪ドル/円は政策金利の発表を明日に控えており
堅調な展開となっていますが、注文状況をみる限りでは
上値を追う動きにはつながりにくいようです
NY時間の見どころ:ISM製造業景況指数
2010年3月 1日(月)17:55 written by 研究員 神田
24:00 米2月ISM製造業景況指数 前回:58.4 予想:58.0
製造業の景気動向を指数化した指標で、50.0が景況感の分かれ目とされており
50以下だと景気後退、50以上だと景気拡大と判断されます。
アメリカの製造業の回復は比較的順調で、昨年8月以降は50.0を上回っており、
前回1月は58.4と2004年8月以来の高水準となりました。
ただ、アメリカの製造業の回復はある程度織り込み済みであり、
住宅市場や雇用関連の経済指標に悪化が目立つ中では、
ISM製造業景況指数の結果が事前予想程度であれば、
為替市場に与えるインパクトは小さいと言えそうです。
逆に、製造業までが予想外の落ち込みを見せるようだと、
米国の景気回復の遅れを懸念する声が高まり
ドル売り材料となりそうです。また、5日の2月雇用統計を占う意味でも、
構成項目である雇用指数にも注目です。
ISM製造業雇用指数12月:50.2 →1月:53.3(06年4月以来の高水準)
日本の需給ギャップ、マイナス30兆円?
2010年3月 1日(月)17:38 written by 外為総研 植野
本日、内閣府は昨年10-12月期の国内総生産の統計から推計した日本の需給ギャップの値を公表しました。発表された需給ギャップ推計はマイナス6.1%、金額にして約30兆円程度の需要不足であるとの結果になっています。
今回公表された日本の需給ギャップはあくまで内閣府の試算ではありますが、多くの国際機関やシンクタンクの試算結果も大同小異の状況で、この状態ではなかなか日本がデフレ状態から脱却するのは容易ではないかもしれません。
現在、「デフレが続くのは良くない」という点では政府と日銀の判断は一致していますが、夏場の参院選挙が徐々に意識される中で、望ましい金融政策運営についての政府と日銀の見解の溝はなかなか埋まらない状況が続いています。
日本の金融政策についての期待の変化がドル円相場の大規模変動を促す主役に躍り出る確率は、今のところ小さそうです。
RBA明日利上げの確率は73.6%!?
2010年3月 1日(月)17:20 written by 研究員 神田
繰り返しになりますが・・・明日の理事会へ向けて、本日3/1時点でのエコノミスト予想では、
19人中14人(73.6%)が4.0%への利上げを予想しています。
前回の理事会では、国内の貸し出し金利が、政策金利以上に上昇していることから、
実質的には利上げと同じ効果が得られている可能性があり、
この影響を見きわめるために金利を据え置く事を決定したようです。
今朝方発表された1月の新築住宅販売が前月から9.5%の増加となっており、
10-12月の度重なる利上げにもかかわらず住宅購入意欲は
衰えを見せていないことがうかがわれます。
これに加えて、23日の講演でバッテリーノRBA副総裁が商品価格の見通しについて、
強気な見方を示した事で、豪中銀は、将来のインフレを懸念しており利上げに前向きである
との見方が強まったことから、今回の理事会での利上げ観測が急速に高まっています。
ただ、明日の政策金利発表前にも、1月の小売売上高や住宅建設許可件数といった
重要指標の発表が予定されており、これらの指標の結果が利上げへの思惑を
左右する可能性もありそうで、明日3/2の午前の豪ドル/円相場は目が離せない展開となりそうです。
今晩から明朝の注目材料♪
2010年3月 1日(月)16:37 written by 研究員 ジェルベズ
ドル/円は午前中に円売り優勢となりましたが、午後には一服。ただ、夕方に入って再び円売りが先行しています。今後の手掛かり材料を確認していきましょう。
3/1(月)
19:00 (ユーロ圏) 1月失業率
22:30☆(加) 12月GDP
22:30☆(加) 第4四半期GDP
22:30 (米) 1月個人所得
22:30 (米) 1月個人支出
22:30 (米) 1月PCEデフレーター
22:30 (米) 1月PCEコア・デフレーター
24:00☆(米) 2月ISM製造業景況指数
24:00 (米) 1月建設支出
3/2(火)
08:30 (日) 1月失業率
09:30 (豪) 1月住宅建設許可件数
09:30☆(豪) 1月小売売上高
12:30☆(豪) RBAキャッシュターゲット
今晩の米2月ISM製造業景況指数が本日発表の経済指標の中では一番注目度が高いです。先月の58.4という結果に対して、市場では今回58.0と、やや弱い数字が予想されています。ただ、ISMについては景況指数だけではなく、雇用指数についても注目したいところ。ここのところ回復基調にあるISM雇用指数ですが、悪化するようなら週末の米雇用統計の結果を悲観したドル売りが出るかもしれません。
また、明日の朝から昼にかけては豪州の経済イベントが並んでいます。豪ドルを取引している人は押さえておきたいですね。
♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから ← 「RBA理事会」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
ドル円地道に89円30銭界隈まで買い戻されてますが・・・
2010年3月 1日(月)16:35 written by 外為総研 植野
欧州勢力の参入が始まるこの時間帯になって、ドル円相場がジリ高傾向をキープして、一時89円30銭界隈まで上ヒゲを伸ばしてきました。
特段の材料らしきものは見当たりませんが、一応背景説明に使われているものを挙げるとすれば・・・
(1)日本株が前日比+46円03銭高の10172円06銭で引けたことへの安堵感
(2)本日午前中の菅財務大臣、「日銀への追加努力期待発言」の外人による蒸し返し
(3)明日のRBA理事会を前にした豪利上げ期待に支えられた豪ドル円の上昇圧力
などが聞こえてきています。
基本的には材料が無くて良く理由が分からないというムードが濃厚です。これまで繰り返し申し上げてきました通り、今年のドル円相場の趨勢を決める本筋の材料は、米国景気・金融政策に対する期待の変化なので、上記のような材料の力では決定的な方向感づくりは期待できそうにありません。
その意味では、今晩24:00に発表される米1月ISM製造業景況指数の内容が注目されますが、起きているのがちょっと大変かもしれませんね。
キャリートレードの為替市場での役割が拡大へ
2010年3月 1日(月)16:24 written by 外為総研 岡田
2月28日発表の国際決済銀行(BIS)の四半期報告書では、各国の金利差を利用したキャリートレードの増加が金融危機の際の為替の値動きを一段と増幅しているもようとのことです。
・金利の違いが今回(2007年-2008年)の金融危機で果たした役割は、1997?98年のアジア金融危機や、それに続く98年のロシアのデフォルト(債務不履行)時よりも大きかった。
・このことは、「キャリートレードが為替相場に与える影響が拡大していること」を反映している可能性がある。
・(BISは)キャリートレードについて「危機時の為替相場の力学を変化させ、より広範な通貨に影響を与えるとともに、危機の最中やその後の為替の値動きをより顕著にしているようだ」と分析している。
・JPモルガンの指数によると、2007年に始まった世界的な金融危機で取引が多い通貨の値動きは少なくとも92年以降最大となった。
・短期金利の格差が通貨の上昇と下落の両方に果たす役割は徐々に拡大してきた
・リスク回避の後退はキャリートレードを再び魅力的なものにした可能性がある
===
ヘッジファンドのトレードの他、外為保証金取引もキャリートレードに当たるのでしょうか?
英保険大手による買収ネタでポンド売り
2010年3月 1日(月)16:02 written by 研究員 ジェルベズ
欧州勢の取引開始とともに、ポンドが急激に下落しています。ポンド/ドルは先ほど1.5095と、昨年5月半ば以来の1.51ドル割れとなりました。
週末に英保険大手プルーデンシャルが米保険最大手AIGのアジア部門であるAIAを買収する、との報道があったことがポンド売り要因になったようです。買収総額は355億ドルとかなり大規模なものになります。これでプルーデンシャルは最大の保険会社になるとのこと。
ちなみに、英プルーデンシャルは日本ではPCA生命保険という名前で営業しています。日本のプルデンシャル生命保険は米国のプルデンシャル・ファイナンシャルの系列になるそうです。
本邦失業率は明日発表です
2010年3月 1日(月)15:40 written by 研究員 ジェルベズ
誰も気にしてないと思いますが、日本の1月失業率が明日8時50分に発表されます。今回も前回と同じ5.1%になると予想されています。ただ、有効求人倍率が0.47倍予想と、前回の0.46倍から0.01改善するとみられています。有効求人倍率は2009年7月の0.42倍を底に、4カ月連続で0.01ずつ改善しつつあります。
明日の朝から昼過ぎに掛けては、豪州の経済イベントに注目が集まっていますし、日本の雇用指標が為替に影響する可能性は極めて低いですが、一応日本の雇用状態が回復しつつあるのか確認しておきたいですね。
ユーロ、一足先に反発か
2010年3月 1日(月)15:20 written by 研究員 川畑
(上記の日足チャートは左上より時計回りにドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/ポンド、ポンド/ドル。クリックすると拡大します。)
先週までユーロとポンドは一緒に売られる状況が続いておりましたが、その変化が徐々に出てきており、チャート上ではどうやらユーロが一歩先に抜けだしそうです。
チャート上では右上のユーロ/ドルが1.34から1.35ドルで底固めしてきたのに対し、左下のポンド/ドルは下落トレンドの最中といった足形を示しております。 その中でも右下のユーロ/ポンドは25日の時点で三角保合を上抜けたことで、ユーロ高/ポンド安が続いております。
以上のことから、ユーロ/ドルは20日線(1.3663)を引けで抜けてくるようですと、ボリンジャーバンド上限(1.3902)への反発が予想されます。もしくは1.35から1.38ドルのレンジ倍返しとして1.41ドル、またはエリオット波動で考えると12/22安値(1.4216)を視野に入れた動きも予想されます。
そしてポンド/ドルはどこで下げ止まるかが目下の注目点であり、1.5014(11/16高値から12/30安値の値幅1.382倍を1/9高値から下に伸ばしたもの)、1.50ドルを割れるであれば1.4767(前述の値幅を1.618倍したもの)や1.4571(12/30安値から1/19高値の2E計算値)も目標値として点灯しそうです。
明日午前中は豪ドル祭り!
2010年3月 1日(月)14:27 written by 研究員 神田
明日は、昼12時30分に豪準備銀行(RBA)の政策金利と声明文の発表が予定されています。
また、明日の午前9時30分、つまり政策金利発表の2時間前に、
1月の小売売上高と住宅建設許可件数が発表されるため、
その結果が、利上げへの思惑を大きく左右する事も考えられます。
この2時間の間に、急速に利上げや据え置きを織り込む動きが出る可能性もあり、
明日の午前中はオーストラリアから目が離せません。
通信社が行っているエコノミスト予想では、23日のバッテリーノRBA副総裁の強気発言もあって
19人中14人が4.0%への利上げを予想しています。
RBA理事会については、当社映像コンテンツ「外為番付」でも簡単に
解説していますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
時間足のドル/円はどうなっているのか?
2010年3月 1日(月)13:04 written by 外為総研 岡田
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(上記のドル/円チャート(時間足)は03/01の12:42現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)
上のチャートが時間足とMACD
下のチャートが時間足と『60分足の20EMA』、『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』
です。
上のチャートを見ると、買いの方に少し力が働いてきました。
下のチャートを見ると、先週1週間を通じてワークした(うまく働いた)”『60分足の20EMA』のところで戻り売り(チャートでは89.04円)”がちょっと怪しくなってきました。
とはいえ、戻り売りが完全に失敗しているとも、まだ言えないところですが・・・。
目先は、戻り売りをするとしても、長期時間足のある『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:89.45円までちょっと待ってみたいところです。
※朝の段階での見通しはコチラをどうぞ。
昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:02/09/12:00)
2010年3月 1日(月)12:20 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は全般的に板が薄く、ポンド/円は朝9時時点と比較して134.00円のストップがわずかに増加しております。なお134円を割ると昨年3/12以来約1年ぶりの安値水準となるため、注意が必要です。
昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/01/12:00)
2010年3月 1日(月)12:15 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
ユーロ/円は120.20円に買いが増えてきました。
ドル円一時89円19銭、地味なドルの買い戻し・・・
2010年3月 1日(月)12:05 written by 外為総研 植野
本日午前中のドル円相場は1ドル=89円割れ水準の固さを確認した後上昇する展開となりました。
早朝7:00台から9:55の仲値通過後15分間ぐらいまでは、1ドル=89円を挟んで88円81銭から89円09銭程度の価格帯を上下していましたが、その後はじり高の展開となり、11:00台には一時89円19銭と控え目ながら本日高値を記録しました。
特段の理由らしきものは見当たりませんが、前週末比+48円41銭高の10174円44銭で前場を終えた日経平均株価の安定や、日銀に対して追加の政策努力を期待した菅財務大臣発言などを手掛かりにした細かいポジション調整主導の動きではないかと言われています。
2/26発表のIMMポジション
2010年3月 1日(月)11:52 written by 研究員 川畑
(チャートはCFTCをもとに外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します。)
前週と比べ、円先物のロングが大きく減少しております。それ以外では豪ドルのロングが増加しており、明日のRBA理事会を目当てにした買いが出た可能性があります。そのほか欧州圏はショートが増加しており、ユーロのショートは過去最高を記録しました。
上のチャートでは円ロングから円ショートに向かおうしている様子が読み取れますが、実勢相場は円高を目指そうとしており、逆行気味に推移しております。
前週比は以下の通りです(枚数がマイナスのものは純ショート、後ろの数字は前週比)。
円 1,717枚 12,195枚ロング減
ユーロ -71,623枚 12,201枚ショート増
ポンド -62,884枚 6,805枚ショート増
スイスフラン -8,819枚 4,152枚ショート増
カナダドル 28,421枚 4,966枚ロング増
豪ドル 38,992枚 11,919枚ロング増
NZドル 6,392枚 1,043枚ロング減
錯綜するギリシャ支援報道からみる2つの可能性
2010年3月 1日(月)11:35 written by 研究員 ジェルベズ
週末にも報道が相次ぎましたが、個人的には27日に欧州議会のドイツのメンバー、Jorgo chatzimarkakis氏がギリシャのテレビに対し
「独仏蘭の3カ国がギリシャの深刻な債務問題を支援するために同国の債券を買い入れる計画」
「ドイツは50億から70億ユーロ(の債券)をただちに購入する計画」
「ドイツ復興金融公庫やフランス預金供託公庫もこの取引に参加」
などと語った件について注目しています。
この発言は他の「関係筋によると」で始まる匿名の報道と違い、当人の名前が明らかになる形で出ています。発言内容についてはドイツの政府高官から「ばかげている」とすぐに否定されましたが、この件に対しては2つの可能性があると考えています。
(1)chatzimarkakis氏がこの案を推進しており、決定していない事項を見切り発車で発言した
(2)実は本当だったが、まだ発表されては困る内容だったのでドイツ高官は否定した
個人的には(2)かなと思っているんですが、どうでしょうか。また、ギリシャの新聞が「サルコジ仏大統領とギリシャのパパレンドウ首相が支援計画について電話で協議した」と報じるなど、情報が依然として錯綜中です。
現在、ギリシャには欧州委員会のレーン氏が訪れており、協議が行われていますが、詳細は不明です。今週中にも動きが出るか、注目ですね
一目均衡表から見た豪ドル/円
2010年3月 1日(月)11:17 written by 研究員 川畑
(上記の豪ドル/円チャート(日足)は03/01の11:06現在。クリックすると拡大します。)
豪ドル/円を足形から見ると、先週木曜の急落時に下ヒゲの長い陰線を出し、その翌日に陽線で反発したことから、底入れを示唆しております。 本日はオープンから上昇し、一時80円台を回復する場面が見られました。とはいえ底打ちと判断するには、25日の陰線の全戻し(始値は80.53円、高値は80.78円)を達成し、そこから一段高となるなど、もう少し様子を見たいところではあります。
上値は前述の25日陰線の全戻し以外にも、基準線(80.49円)が近い80.50円付近を一つのポイントに挙げたいと思います。その上は雲の下限(81.35円)ですが、遅行線がこれからローソク足と雲の中に入るため、上値は意外と重いかもしれません。
そして下値は26日は抵抗であり、本日サポートになっている基準線(79.47円)での攻防を注目したいと思います。 ここが切れたら再び25日の安値リトライ(78.18円)が予想されます。
○サポート
79.47円(基準線)
78.18円(2/25安値)
○レジスタンス
80.50円付近(前述の25日始値や、基準線が近い)
81.35円(雲の下限)
チリ大地震の影響と金融政策への期待で豪ドル小幅上昇
2010年3月 1日(月)10:51 written by 外為総研 植野
本日の東京市場での豪ドル相場は、前週末に比べ小幅上昇で推移しています。
豪ドル円は前週末の79円台半ばから一時80円15銭まで上昇し、現在80円前後で推移しています。
(1)週末のチリ大地震の影響で本日の銅価格先物が5%以上急騰したこと
(2)明日のRBA理事会での利上げ期待が強まっていること
などが背景にあるようです。
(1)は一過性の要因ですが、(2)は豪ドル相場を取り巻くファンダメンタルな要因です。
明日の12:30に発表される豪州の金融政策の結果が注目されます。
中国製造業伸び鈍化も豪ドル/円は底堅く推移
2010年3月 1日(月)10:50 written by 研究員 神田
先ほど発表された中国の2月製造業PMI(購買担当者指数)は52.0と1月の55.8から低下し
1年ぶりの低い伸びとなりました。これを受けて、中国と結び付きが強い豪ドルが軟調となり
豪ドル/円は発表前の80.07円付近から79.78円まで下落しました。
ただ、豪州では明日2日に1月小売売上高などの重要指標や、最大の焦点となっている
政策金利の発表を控えており、下値も限定的で、80円付近まで値を戻しています。
本邦金融政策に関する財務大臣発言と日銀総裁発言
2010年3月 1日(月)10:40 written by 外為総研 植野
先ほどから菅財務大臣の発言として、
・日本の物価目標プラス1%ないしもう少し高めでも良い
・日銀には(デフレ脱却で)より努力をお願いしたい
・日銀のこの間の対応は評価している
・(日本の物価は)今年中にはプラスに移行してほしい
などが伝わってきています。
一方、財務大臣発言に先立って伝えられた本日の白川日銀総裁の発言として、
・先行きも極めて緩和的な環境を維持して需給ギャップ解消に努力
・日本の財政状況厳しい中で、財政規律と中央銀行の信認維持が必要
なども伝わってきています。
デフレ脱却に向けた「努力」の定義が、「より踏み込んだ政策を行うこと」なのか、「現状の政策を維持すること」なのかで、微妙にすれ違う状況が依然として続いています。
EUは、ギリシャ救済策を準備している模様
2010年3月 1日(月)10:34 written by 外為総研 岡田
2月28日発のニュースです。
●ドイツの議員他
・EU当局者らは、必要が生じればギリシャに約250億ユーロ(約3兆300億円)を支援する計画を策定している。
・具体的にはドイツ復興金融公庫(KfW)など国有金融機関を通じてギリシャ国債を購入する可能性がある。
●ギリシャ紙「エレフテロティピア」の報道
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長の発言
・ギリシャが財政赤字削減に向けて追加策を講じる必要がある。
・欧州連合(EU)諸国が納得できない場合、(ギリシャは)制裁に直面する恐れがある。
・ドイツやベルギー、ルクセンブルクの納税者がギリシャの財政政策の誤りを正す用意がないことを、ギリシャは理解する必要がある。
・財務相らはギリシャ支援の方法を協議してきており、ギリシャ政府から要請がある場合、ルクセンブルクも二国間レベルで支援する用意がある。
・ただ、財政赤字削減策の真剣さや厳格さについて最初にわれわれを納得させる必要がある。
・ギリシャ政府は歳入拡大の方法に加え、一段の財政支出削減に注力しなければならない。
===
このようにギリシャ支援関連のニュースが出ると、いい方向への期待感からユーロは買いになります。
しかし、物事の順番としては、(1)ギリシャの財政再建に向けた自助努力・・・場合によってはこれまで以上の増税や政府支出削減策の実行という苦しい選択、(2)(1)を行ってもうまく行かず、ギリシャがユーロ圏の国々に支援を求めてくる、という(1)、(2)のステップ経てようやくギリシャ支援が本格的に動き出します。よって、あまり過度な期待でユーロ買いが盛り上がっても、その後に一度、「ギリシャがギブアップ」でユーロ売りの叩き落としが入るであろうことに留意する必要があると思います。
朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/01/09:15)
2010年3月 1日(月)09:29 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は79.90円の買いオーダーが目立ちます。ポンド/円は136.40円から136.00円にかけてストップが買い注文に比べやや多くなっており、注目です。
朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/01/09:15)
2010年3月 1日(月)09:27 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は2/4安値の88.53円の少し下の88.50円に厚い買いの壁があります。
米雇用統計に対する期待のハードル徐々に低下・・・
2010年3月 1日(月)08:47 written by 外為総研 植野
今週金曜日の夜に発表される米国の1月雇用統計に対する期待値のハードルがかなり下がってきています。日本時間月曜朝の時点で非農業部門雇用者数の平均予想は前月比▲5.0万人となっており、先週金曜日時点で見られていた▲3.0万人から更に下方修正が進んできています。
(1)最近発表されている米国の失業保険新規請求件数など雇用関連の指標が比較的弱い
(2)2月中旬の米国東部豪雪の影響で建築業中心に雇用調査時点の雇用者数が減っている
(3)雇用増加効果が期待される米国勢調査の影響が本格化するのは3月分以降
などの情報が浸透してきたことが背景だと思われます。
2月上中旬時点の予想では、平均が+2.0万人だったりしていたので、数週間で雇用統計に対する期待値はかなり下がって来ていることになります。為替相場に対する影響ですが・・・
(1)予想よりも悪かった場合は、低下した期待値よりも実際がもっと悪いと言う理解になってドル円相場ではさらなるドル安円高が進む可能性がある一方で、
(2)期待値のハードルが事前にかなり引き下げられてくる過程でかなり織り込まれたので、予想通りの内容だったら、雇用回復のもたつきが確認されたとしても、ドル相場への影響は限定的であまり売り込まれないという可能性もありそうです。また、
(3)期待値が事前にかなり下がっているので、もしも非農業部門雇用者数の結果が、事前の期待値よりも良い内容になった場合は、それなりの規模でドルが買い戻される可能性も否定は出来ません。
非農業部門雇用者数と同時に発表される失業率についても、事前の市場予想平均では9.8%と前月の9.7%から小幅悪化することが見込まれており、出てくる結果と市場の反応については同じようなことが言えるかもしれません。
いずれにしろ、今週金曜日の22:30までには、まだかなり時間があり、「米雇用統計に対する事前の予想」もこれからまだ修正が入る可能性もあります。実際に出てくる数字も大切ですが、雇用統計ぐらいの大物材料になると、実際に数字が出てくる前に繰り広げられる期待値の修正具合も含めて本番の反応が変化する傾向が強いので、雇用統計発表までの期待の地均しにも注目しましょう。
本日、ドル円のポイントは?
2010年3月 1日(月)08:32 written by 外為総研 岡田
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(上記のドル/円チャート(日足)は03/01の08:20現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)
2/26のNY時間にドル/円は安値88.74円を見て、その前日(2/25)につけた安値88.79円を更新しましたが、
下値トライの迫力に欠けた展開になりました。
ラインBを2/25に下に抜け、この3カ月間続いた三角もち合いは終了して、下値に向けてのトライとなるのか、と思いつつも、下落に向けた迫力に今一つ欠ける展開です。
マーケットがドルショート(ドル/円の売り持ちに傾くこと)になれば、リバウンドで上昇することもあるのでしょうけれども、なかなかそのようになっていない状態です。
20日移動平均線(90.06円)、60日移動平均線(90.53円)までも下向きになってきており、下落相場らしくなってきています。
■上値ポイント
(1)90.53円:60日線(下向き)
(2)90.06円:20日線(下向き)
(3)89.85円・・・ラインD・・・84.79(2009/11/27安値)と88.53(2/4安値)を結んだ下値支持線の本日の場所
(4)89.50円・・・『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(8:30現在)
■下値のポイント
2/4の前回安値88.53円近辺くらいしかめぼしいものはありません。
これを切れると、88.22円(84.79円-93.78円の61.8%戻し)や、88.00円や、87円台が照準に入ってきます。
『60分足の20EMA』は89.04円です。『60分足の20EMA』での戻り売りは先週一週間を通して、ずっとワークしていました。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』は89.50円になり、これが上値抵抗となります。(08:30現在)
週明けのドル円相場は89円前後でスタート
2010年3月 1日(月)07:09 written by 外為総研 植野
おはようございます。
月初と週初の最初の営業日が重なった本日のドル円相場は、1ドル=88円80銭台で引けた先週末の水準から小反発し、89円台前後の水準を回復して始動、いよいよ弥生相場の動き出しました。
2月のドル円相場は、予想外のタイミングで実施された米国公定歩合引き上げショックに見舞われた第3週に今年最大の陽線を記録した後、先週は一転して今年最大の陰線を記録するなど、後半に派手目の上下動を記録しました。公定歩合引き上げによって一瞬だけ喚起された前のめり気味の利上げ期待と、その現実路線への修正が基本的な背景であったと考えられます。
公定歩合の引き上げに示唆される米金融政策の正常化プロセスがFRBによって粛々と進められる中、米国の主要政策金利であるFFレートの最初の引き上げまでの距離感は、今後の米国景気の回復のペースにより直接的に依存して決まる色彩が強くなってくると考えられます。
その意味では、今週一番の注目材料は、週末金曜日に発表される2月米雇用統計ということになりそうです。ただし今週は、雇用統計発表の前にも、月曜日の2月ISM製造業指数、水曜日のADP全米雇用報告と2月ISM比製造業指数、木曜日の失業保険新規請求件数、1月中古住宅販売保留など、雇用統計登場前の前座を務める経済指標も結構あって、それなりに注目されて相場を動かしそうなものがたくさんあります。これら一連の経済指標の発表を受けて、米国の金融政策に対する期待がどのように変化するかが弥生相場の動き出しを決める最大のポイントになると考えられますので、しっかりフォローしていきたいと思います。
週末を挟んで休養十分な状態で迎える月替わりの相場は、なにか清々しいものを感じますね。今日も一日よろしくお願いいたします。




