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【商品雑記】金はバブルなのか?
- 2010年1月29日(金)17:23
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昨日、ダボス会議にて著名投資家のジョージ・ソロス氏が「世界的な低金利が資産バブルを生みだす。金のバブルは究極的なものになっている」と発言しました。
確かに金は2008年の10月に681.0ドル(NY期近)から上昇基調をたどり、昨年10月には1000ドル前後の上値の重さを払しょく。12月3日には1226.4ドルの過去最高値を付けました。その後は下落していますが、依然として1100ドル前後で底堅い展開が続いています。
12月の高値をつけた時は、1000ドルの節目を越えて実需がついていかない、投機筋の買いだけで上がっていった相場でした。ですので、確かに「バブル」と言えるような上昇の仕方ではありました。しかしその後、これまでと様子がガラリと変わります。投機筋がポジションを整理する過程で金価格がジリジリ下がってきたところ、それまでは「1000ドルを割り込まないと買わないだろう」と思われていた実需勢が1100ドル割れの水準で買うようになってきた来たのです。つまり、「投機筋の売り」と「実需筋の買い」が拮抗したため、それほど下がらない状態が続いています。金のディーラーさんにお話しをうかがったところ、中国や東南アジアでは品薄になるほど現物が売れていて、プレミアム(ロコ・ロンドン価格に対する上乗せ価格)がどんどん大きくなっているそう。
投機筋の売りと実需筋の買いはしばらく続きそうですが、勝負がついた時に「投機筋の売り」が勝てば、「やはりあれはバブルだった」とう評価になりそうです。しかし、「実需の買い」が勝つ事態となれば、これまでの上昇はバブルではなく、単純に価格の次のステージに移ったことになります。注意深く、成り行きを見守っていきたいですね。




